オオクワガタの部屋へようこそ
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2007年 7月 5日 (木)

宮崎採集旅行


先日、二泊三日で宮崎に普通種の採集に出掛けてきました。

無性に童心に返り普通種のミヤマ、ノコギリを採集したくなり、

今年、ネット上で偶然、知り合ったM氏にお願いしたしていたのですが、

私の勝手なお願いを聞いていただき、採集に同行させていただきました。

私の幼い日の思い出が一杯に詰まった京都・大文字山での採集の日々。

そこでは、クヌギの木を蹴って、落ちてきたミヤマ、ノコギリを探す、

そんな最も原始的(?)な採集方法でしたが、

今回の宮崎の採集も、樹木こそ「楡(にれ)」でクヌギとは異なるものの、

幼い日の思い出を十二分に思い出させてくれるものでした。

初日はお昼前からの短時間の採集でしたが、

さすが宮崎県屈指の採集名人の採集を目の当たりに拝見できました。

私には全く見えない枝の先に留まっているミヤマ、ノコギリを

いとも簡単に見つけて、まずは網でネット採集。

その後は、「根性キック(!?)」の一撃で、落ちてくる個体を

全て一瞬に落ちる場所を記憶して次々に拾い上げていくテクニック。

動体視力を中心に、体全体の神経を研ぎ澄まして採集に集中する姿。

感動しました。

私は久しぶりの昼間の採集で、大スズメバチの多さにビビッテいましたが

昼間に樹液の中心にヒラタが1♂2♀、堂々と蜜を吸っていた姿にも

本当に感動しました。

二日目は、M氏以外に4人も同行していただき、

2台の車に分乗して採集に出掛けました。

私が宮崎に来るとM氏から声を掛けていただいていたようで、

わざわざ仕事を休んで採集に同行していただいたようでした。

久しぶりにヒトの心の暖かさに触れることが出来、感激で一杯でした。

残念ながら、私の日頃の行ないが悪かったせいか出発直後から豪雨となり

採集を断念しかけたのですが、皆さんの熱意で採集を決行しました。

このような雨の中でミヤマ、ノコギリ、ヒラタが採集できるのか、

私は(多分、皆さんも)不安で一杯でしたが、

本当に全身、ずぶ濡れになってまで、次から次に採集していただきました。

特に私がヒラタが好きだと言ったため、

ここは絶対にヒラタがいるからと、大雨の中、車を降りてから

相当な坂道を登ってまで、御神木を目指して行っていただきました。

案の定、洞の中で大型のヒラタがウロウロと動いているのが見えました。

大スズメバチがいたため安易に近づけませんでしたが、

樹皮下にはヒラタばかり、かなりの数がいました。

というより、その木にいるクワガタは全てヒラタでした。

20年前私が能勢のオオクワガタの御神木で見たのと全く同じ光景でした。

「この木にはオオクワガタしかいないのか?」

「この木には、ヒラタしか住んでいないのか?」

この日は最後まで雨に祟られましたが、

私のために少しでも沢山のクワガタを採集してあげようという気持ちが

本当にヒシヒシと感じることが出来ました。

素朴で雄大な自然。

その中で、無数に生息するクワガタ達。

そこで自然を破壊せずにクワガタを愛し、採集する人達。

この自然、この人達が、いつまでも変わらずに是非、残っていて欲しいと

本当に心の底から感じられた二日間でした。

大切な時間を割いてまで一緒に同行していただいた、

井戸川さん、本田さん、松山さん、今井さん、

本当に本当に有り難うございました。

また、次の機会を心から楽しみにしています。

次回は雨が降りませんように...。


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