めざせ大学受験 

2010年度、紳チャンの「阪大・医学部・医学科」への現役合格を目指す受験講座が、いよいよ本日より開幕です!!(2010/4/1 new!!
さて、今週から毎週5日間、月曜日から金曜日まで各々、英語、数学、国語、理科、社会の5教科について、講義しますネ。
あくまで難関国公立大学・医学部・医学科の関西代表、最難関の一つである「阪大・医学部・医学科」への現役合格を真剣に目指して、センター試験90%以上、二次試験70%をクリアー出来る様な内容にしたいと思っています。
 【社会】セ−@ (2010/4/5 new!!
 【理科】セ−A (2008/4/6 new!!
 【国語】セ−B (2008/4/7 new!!
 【数学】セ−C (2008/4/8 new!!
 【英語】セ−D (2008/4/9 new!!
以下の内容は、前回の内容で一旦、2008年末で終了しています。
久々の更新です。
今日は第8週目の「英語」です。
引き続き「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さいネ。今週は、bQ2〜bQ4です。
本日は、単語集のご紹介です。
既にご紹介してはいるのですが、私の受験生時代には一世を風靡し、また現在も「CD付き」でなお大学受験英語には大いに君臨してくれるでしょう。
本年度、奈良県立医科大学に合格された受験生の方からも、電車の中等で見ていて非常に参考になったと伺いました。
・「CD付き 耳から覚える 試験に出る英単語」(森一郎著:青春出版)
先にも述べましたが、私は高3の1年間、東大寺学園高等学校において、週1回ではありましたが、森一郎先生(当時は、関西学院大学・教授でした)に大学受験英語を教えていただく機会を持ちました。
先生は、全盛期の東京・日比谷高校において、1クラス約50人全員を東大に合格させた実績を持っておられました。
この先生の名著で、今なお、大学受験、大学院受験英語において非常に役に立つ単語集が本著です。東大、京大等、難関と言われる大学における英文読解問題ほど、その威力を発揮します。
私の同級生の1歳年上の兄が東大・法学部に現役で合格した時、「英語はこれだけでOK!!」とまで言い切った名著です。
現在は、駿台、旺文社等、その後、様々な単語集が出たにもかかわらず、本著はその輝きを失わないのは、それだけ森一郎先生の過去の膨大なデータ分析に基づく先見性があったからだと思います。
この森一郎先生から私が直接、薫陶を受けた名言をもう一度、引用します。
「もう、これでいい、と思ってから後、何度、繰り返すかで、その人の実力は決まります。」
如何に、基礎の定着が大切かを、私はこの先生に教わりました。
皆さんも、単語集、英文法・語法問題集、英文読解問題集の3分野に渡って、「これは!!」と思える書籍を各1冊ずつ選び抜き、最後はその3冊と心中するつもりで、何度も繰り返して学んで下さい。健闘を祈ります。
X−F 【社会】 (2008/3/9 new!!
【地理B・倫理・政治経済・現代社会】
今回は、センター試験において時間的・労力的に負担の少ない「地理B・倫理・政治経済・現代社会」で高得点をゲットするための基礎問題集について少し触れますネ。私の推薦問題集は以下の4冊です。
・「マーク式基礎問題集 地理B」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 倫理」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 政治・経済」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 現代社会」(河合出版)
上記の問題集の特長は、何れも基礎的な知識と理解力が身につくように問題が精選され、さらに解答・解説が詳細に記述されています。したがって、問題を解き、解答・解説を熟読することにより、その分野の基本事項がすべて学習できるようになっています。
出題された問題群は、適宜テーマを決めて、個々の大問を作るという出題形式を取っており、個々の設問は、下線部を引いたりして作成されていますが、本文の中の問題になった箇所だけが受験情報として重要なわけではなく、本文の下線が引かれなかった箇所も空欄にならなかった箇所も大切な受験情報です。
また、選択肢の正解以外のものも重要な受験情報です。意味のある選択肢は出来るだけ解説で詳しく説明されているため、正解以外だからといって無視しないで、注意深く、繰り返し演習する事により実力を付け、本書によって基礎的な知識と理解力を習得したのちに、
「マーク式総合問題集」(河合出版)で思考力、実践力を養えば、センター試験に対する備えは万全だと思います。
W−F 【理科】 (2008/3/8 new!!
【物理・化学・生物】
今回は、センター試験における「物理・化学・生物」で高得点をゲットするための基礎問題集について少し触れますネ。私の推薦問題集は以下の6冊です。
・「マーク式基礎問題集 物理T(生活と電気・運動と力・エネルギー)」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 物理T(波動・小問集合)」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 化学T(理論)」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 化学T(無機)」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 化学T(有機)」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 生物T」(河合出版)
上記の問題集の特長は、基礎的な知識と理解力が身につくように問題が精選され、さらに解答・解説が詳細に記述されています。したがって、問題を解き、解答・解説を熟読することにより、その分野の基本事項がすべて学習できるようになっています。
本書によって基礎的な知識と理解力を習得したのちに、
「マーク式総合問題集」(河合出版)で思考力、実践力を養えば、センター試験に対する備えは万全だと思います。
V−F 【国語】 (2008/3/7 new!!
【古文・漢文】
今回は、センター試験における「古文・漢文」で高得点をゲットするための問題集について少し触れますネ。私の推薦問題集は以下の2冊です。
・「マーク式基礎問題集 古文」(河合出版)
・「マーク式基礎問題集 漢文」(河合出版)
上記の問題集は、ただ単にセンター試験に慣れる為ではなく、解答、解説が親切かつ的確で、何度も繰り返すことで確実に実力が磨かれると思います。
今回も手短に、推薦図書の紹介だけで終わらせていただきます。

U−F 【数学】 (2008/3/6 new!!
【センター試験・数学U・Bの勉強方法】
さて、前回に続き本日は今年のセンター試験「数学U・B」の問題を解きますネ。
今日は、第2問の微積分です。

毎度、繰り返しになりますが、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
  
http://bb.goo.ne.jp/special/yozemitv/special/center_kaisetsu/index.html

私は数学U・Bのメインは勿論、微積分だと思います。そして、頻出のテーマが今回の問題に凝縮されている以下の内容です。
・接線の方程式
・放物線と直線、または放物線同士が囲む面積
・最大・最小への応用

(1)のテーマは、文字を含んだ二次方程式を因数分解を利用して解けるかどうか、曲線上の1点における接線の方程式を確実にかけるかどうかです。確実に計算して、出た答えが解答用紙に当てはまる形かどうか、確認しながら解答して下さい。
(2)の前半は積分の計算の基本、後半は簡単な二次方程式(因数分解)と面積の計算ですが、放物線と直線・2つの放物線で囲まれた面積を求める場合は少しでも計算量を減らすために、
2つの解(この場合はx軸との2つの交点のx座標)を用いる公式を利用して解いて下さいネ。
(3)は本文の主テーマですネ。aの値によって場合分けをして、求める面積の最小値を求める問題です。最初は、このような場合分けが苦手に感じる方もあると思いますが、本問を利用してグラフを利用して場合分けの問題を解く練習をして下さいネ。

「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さい。
・88〜101の14項目。今日の問題に関しては、88と99〜101を中心に勉強して下さい。
T−F 【英語】 (2008/3/3 new!!
今日は第7週目の「英語」です。
引き続き「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さいネ。今週は、bP9〜bQ1です。
さて、今週は先週に引き続き二次試験の定番、「下線部訳」および「全文和訳」攻略のための基礎を確立する勉強を進めますネ。先週、ご紹介した参考書の基礎バージョンです。
「基礎英文解釈の技術100」(桐原書店)
この本は
「基礎」が巻頭に付いていない書籍では、少し難しすぎる受験生のために書かれた本です。追加で刊行された目的は以下の通りです。
・文法という「科学」を武器にして、英文の複雑な構造を解体・再構成して理解する。
・文法の基本を説明・確認しながら、それをすぐ解釈に適用するという手法を取ることにより、読み進むうちに解釈はもちろんのこと、文法も分かるようになる。
テーマは以下の16で、全体で100項目となります。
・SとVを発見する技術
・文の主要素をつかむ技術
・関係詞節の把握
」・共通関係の把握
・省略の見抜き方
・埋没SVの発見
・副詞的 so that
 の把握
・準動詞のSV関係の把握
・名詞・名詞構文の把握
・仮定法の把握
・比較表現の把握
・複雑な修飾表現の把握
・否定構文の把握
・倒置構文の把握
・挿入構文の把握
・その他の重要表現

本書は前回にご紹介した名著
「英文解釈の技術100」(桐原書店)と比べて、英文を解剖する手順、そして図解を駆使した点では同じですが、「文法的な理解に自信のない人や文型把握のままならない人でも楽についていける基礎的な内容」となっています。また、英文の基本パターンについても詳しく解説されています。

受験生の皆さん、どうか「速読英単語(必修編)」「英単語ターゲット1900」と併せて、最終的には本書、および
「英文解釈の技術100」(桐原書店)をマスターして、その実力を持って様々な入試問題に挑戦してみて下さい。飛躍的な読解力が身について、長文の意味もスラスラと理解していることを実感されることでしょう。こうなれば、しめたもの。英語長文を読むことが楽しくなり、英語の実力が更に磨かれていくでしょう。
X−E 【社会】 (2008/3/2 new!!
【現代社会・倫理・政治経済・地理】
今回も、社会はセンターのみと割り切って、センター試験で出来る限り時間と労力をかけずに効率的な勉強方法で高得点をゲットできる演習用の問題集をご紹介しますネ。社会に関しての私の持論は(歴史を除きますが)、教科書や参考書を読んで理解する勉強方法ではなく、基本的な総合問題を網羅した問題集を中心に、繰り返し繰り返し解くことが高得点の得るための必須条件だと思っています。
そして、ただ問題に正解したかどうかをチェックするだけではなく、問題文中で設問にならなかった箇所も、理解し覚えるような勉強方法が非常に有効です。そういった意味も含めて、私は以下の問題集をお勧めします。
・「マーク式基礎問題集 現代社会・倫理・政治経済・地理)」(河合出版)
W−E 【理科】 (2008/3/2 new!!
【物理】
さて、今日は「理科」の第6回目の講義ですが、今回は「物理」について、超難関大学の入試の物理で80%を得点するために書かれた教材についてご紹介しますネ。
・「難問題の系統とその解き方 物理TB・U」(ニュートンプレス)
物理に限らず、どの教科に於いても易しい問題・基本問題からスタートして徐々にレベルアップして難しい問題へと進むのが常道なのですが、こと「物理」に関しては基本問題をいくら解けても入試問題には全く歯が立たない、といったケースが良くみられます。それだけ、教科書レベルの内容と、実際に難関大学(二次試験)に出題される問題の間に開きが感じられるのが「物理」という教科です。
勿論、時間さえかけて取り組めば、基礎から応用、そして実戦レベルへと順次、レベルアップしていけば良いのですが、現役生の場合は「物理」だけに時間を割くことは出来ず、この方法は必ずしも適した方法ではありません。
本書は、二次試験で80%以上の得点をゲットするための本であると「はしがき」にも明記されており、目的が明確です。
そして、入試レベルの「物理」の問題を解けるようになるためには、必ずしも易から始める必要は無く、意味のある(奇問ではなく)「難問」を解く事を通して、逆に基礎的な内容を理解し、覚えていけば良い、という立場を取られています。
私もそうだと思います。
私が受験生の時は、数学と同様、物理も「基礎さえ勉強して理解していれば、入試レベルの応用問題は入試の場で考えれば良い、解けるはずだ、入試問題など覚えるのは邪道だ」と考えていたのですが、これは全くの間違いで、最も避けるべき勉強方法だったと反省しています。
入試の「物理」で大失敗した後で、「傾向と対策・物理」を執筆されていた竹内均先生の言葉を思い浮かべた次第です。「本書は自分で問題を解かなくて宜しい。問題文を理解した後、解説と解答を理解しながら読み、一度、理解できたら、何度も何度も読み直して下さい。」といったような解説が「はしがき」に書かれていたように記憶しています。
本書は「例題」が約100題、「演習問題」が約200題、合計300題が掲載されていますが、時間が無ければ例題のみ100題を、出来れば300題を繰り返し繰り返し勉強するだけで、難関大学の二次試験で80%を得点できると保証しておられます。私もその通りだと思います。
とにかく、入試の二次試験の物理の問題のレベルに早く接し、その総合問題を通して物理的な考え方を理解し記憶して、最後には独力で解ける実力を身につけていただきたいと思います。
なお、センターレベルの問題に対しては、十分に満点を取れる実力がつくと思いますが、センターのみで「物理」を選択する受験生にはお勧めしにくい参考書です。センター対策には、橋元先生の書かれた参考書、問題集および河合塾の「黒本」がお勧めです。

V−E 【国語】 (2008/2/27 new!!
【現代国語】
今回は、二次試験における「現代国語」で高得点をゲットするための問題集について少し触れますネ。私の推薦問題集は以下の3部作です。
・「記述編 現代文のトレーニング」(Z会出版)
・「必修編 現代文のトレーニング」(Z会出版)
・「入門編 現代文のトレーニング」(Z会出版)
最近、理系で二次試験に現代国語の試験があるのは京大、東大の2校くらいしか思い浮かびませんが、センター試験を通して読解力に関してはある程度トレーニングする事はできますが、表現力については全くトレーニングする事もチェックする事も出来ません。
この点、上記「記述編」においてトレーニングを積めば、自らの表現力を磨くことが出来ると思います。勿論、現代文は試験のためだけの勉強ではなく真の教養を身に付けるための手段(キッカケ)だと私は思っています。
センター試験をはじめとするマーク式試験が氾濫してしまうと、なかなか受験生の皆さんは自分の感じたことや考えたことを、自分の言葉で表現する機会が無いと思います。逆に、理系では論文等で英語の文章を書く機会の方が多くなる事でしょう。しかし、英語の文章は表現の上手な筆者を真似て専門用語だけ自分で置き換えれば論文は書けてしまうでしょう。所詮、母国語ではありませんので、微妙なニュアンスは分かる筈もありません。
しかし、日本語の文章に関しては、やはり理系とはいえ、やはり受験を通して若い時期にトレーニングを積むことは将来、後輩に教える立場になった時に非常に役に立つことになるでしょう。
「バカの壁」でベストセラー作家になられた養老先生も、「物書きの私としては、読者にニヤリとさせる文章を書くことに生き甲斐を感じる」ような事柄を述べておられました。
私事で恐縮ですが、私自身もオオクワガタの飼育に関する内容を雑誌で連載していただいています。1年に4回、3ヶ月に1回ですが、たった2〜6ページ程度の文章を書くのも非常に大変です。最初は自己中心的な立場で文章を書き、次に読者の立場で読んでみます。そうすると、当初の文章が如何に独りよがりの文章かが明白です。理想は、自分が読んでも面白いと感じる文章です。中々、いつもそういう具合にはいきませんが、少なくとも2、3回、このように文章を読み返して推敲することにより、最初よりは相当マシな文章が出来上がります。そんな中で読者の方に「ニヤッ」としてもらえる文章が書けたとしたら、養老先生ではありませんが、こんなに嬉しいことはありません。
話が逸れてしまいましたが、やはり科学の面白さを読者に伝えて、子供たちを次世代の科学の世界に誘うためにも、文才のある人材の育成は重要課題だと思います。私の大学の同級生の福岡伸一氏の著書「生物と無生物のあいだ」を読めば、多少とも科学に興味のある人たちは、その巧みな表現によってストリーに誘いこまれることでしょう。わたしも彼のような格調の高い文章で読者の方々を魅了してみたいものです。

さて、今日は本題から足を踏み外してしまいましたが、上記3部作は毎日1題ずつ解くことによって約2ヶ月で終わる予定です。中々、毎日、取り組むのは大変ですが、私は数学・物理・化学を勉強する合間に英語・国語・社会を生き抜きに勉強していました。この方法がベストだとは思いませんが、毎日、新聞を読む代わりに(?)30分程度、時間を割いて現代国語を楽しんで勉強していただきたいと思います。勿論、入学試験で得点に結びつけるためには、1回終わってからも何度も何度も時間(期間)が許す限り繰り返して勉強して下さいネ。健闘を祈ります!!


U−E 【数学】 (2008/2/26 new!!
【センター試験・数学U・Bの勉強方法】
さて、前回に続き本日は今年のセンター試験「数学U・B」の問題を解きますネ。
今日は、第2問、第3問の微積分、数列を飛ばして、まず選択問題の第4問、テーマはベクトルです。
最初にお断りしておきますが、以下の説明に於いて、ベクトルの矢印、絶対値記号等の表記は、ホームページ・ビルダーで数学的な記述が出来ないために、非常に分かりづらい表現および解説となりました。誠に申し訳ありません。
毎度、繰り返しになりますが、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
  
http://bb.goo.ne.jp/special/yozemitv/special/center_kaisetsu/index.html

前回もコメントしたように、私は数学U・Bの単元中では基本が分かれば「ベクトル」が最も解きやすいと思っています。
センターでは常に完答を目指して取り組んで下さいネ。
さて、今年も出ました「空間ベクトル」。
ベクトルといえば普通は平面図形なのですが、これでは中々差がつかない(?)ためかどうか分かりませんが、空間図形は平面図形に比べると非常にイメージしにくい。この点を突いてきているんですネ、出題者は。
答案用紙は二次元なので、三次元は表現に工夫が要りますから難しくなるのは当然なのですが、必要以上に恐がることはありません。
イザとなれば、空間図形も平面で切った断面は所詮、平面です。
その切り口を取り出して考えれば、平面図形に帰着できますから。
少し、回り道をしましたが、まずは(1)。
四面体の問題は、遠近法での表記に慣れてもらって、図を頭の中にイメージするのではなく、必ず頭の中から取り出して目に見える形に図示しましょう。医学部を狙っている受験生の方にこのような説明は必要ないかもしれませんが、これは数学的な思考を行なう場合には必須の手続きなので、意識して行なえるようにして下さいネ。
ベクトルの問題で一番重要な事柄は、平面では0ベクトルでなく平行でない2つのベクトル(例えば三角形の隣り合う二辺)を用いれば、その実数倍の和で、その平面上のベクトルは全て表わせること。空間では、同様に0ベクトルでなく、お互いに平行でない3つのベクトル(例えば四面体の1つの頂点に集まる三辺)を用いれば、その実数倍の和で、その空間内のベクトルは全て表わせます。
これは「線形表示」と呼ばれるものです。具体的に述べると以下の3つです。
@分解表示→ベクトルAB=ベクトルAO+ベクトルOB(=ベクトルOB−ベクトルOA)
A同一直線上表示→3点A、B、Pが同一直線状にあることをベクトルの世界で表現すると
 ベクトルAP=k(ベクトルAB)(kは実数倍の意味)
B分点比表示→上記Aの内容を直線外の点Oから見ると
 ベクトルOP=(1−k)(ベクトルOA)+k(ベクトルOB)

そして、ベクトルの問題では、常に以下の3つの事柄を意識して問題解決に臨んで下さい。
1.いくつかのベクトルを基にして、他のベクトルを線形表示する。
→ベクトルによる図形の位置づけの処理は線形表示で!!
2.内積の利用
→ベクトルによる図形の計量問題の処理は内積と成分で!!
3.成分の利用

(1)の問題では、上記1と2を用いますネ。
まず基本ベクトルは空間ですのでOA=aとOB=bとOC=cの3つのベクトルです。与えられた条件を、答案の余白に四面体の図と共に、大きく書き上げましょう。
ベクトルの大きさの2乗は、そのベクトル同士の内積に等しいという事柄を用いれば、内積の計算法則を用いて展開すれば、最初の問は簡単に答えは出ます。以下同様に答えは出ると思います。丁寧に、計算ミスの無いように。
次に(2)ですが、点Pをベクトルの世界でどのように表わすのかが焦点ですが、これは上記Aの同一直線表示により、ベクトルAP=k(ベクトルAB)という風に積極的に文字kを用いて一旦、線形表示し、あとはベクトルCP=ベクトルCA+ベクトルAPとベクトルaの内積が0を利用して丁寧に計算するとkの値が出て、これを再びCP=の右辺に代入すれば答えはk=2/3と出ます。この答えより、点Pは線分ABを2:1=1:1/2の比に内分する点となりますが、面白いのはこのベクトルCPとベクトルbの内積も0となる点です。つまり、ベクトルCPはベクトルa、b、の何れとも垂直となるのです。
線分CPの長さは、三角形ABCにおいて三角形APC、BPCの何れかにおいて三平方の定理を用いれば簡単に出ますネ。
次は非常に重要な内容ですが、CPがOAとOB共に垂直であることは、CPがOA、OBを含む平面、即ち三角形OABと垂直であることを示しています。
三角形の面積は、高等学校では(隣り合う2辺の長さの積)×(間の角のsin)÷2なのですが、
これは、空間でも平面でも導かれる公式があり、
{(ベクトルの2乗の積)−(ベクトルの内積の2乗)}の平方根÷2で求められます。
この公式は、いつでも導くことが可能ですが、覚えておいて下さいネ。
最後に、四面体OABCの体積ですが、底面積×高さ÷3の公式に代入すれば、答えは簡単に求められます。

さて、繰り返しになりますが、
ベクトルの矢印、絶対値記号等の表記は、ホームページ・ビルダーでは数学的な記述が出来ないために、非常に分かりづらい解説となりました。申し訳ありません。

センター試験におけるベクトルの問題
は、その問題がベクトルで解くという方針が立ってさえいれば、非常に簡単です。流れ作業に沿って、最低限、必要な計算を行なえば良いのですから。
ただ、表向き「図形の問題」としか分からずに出題される
二次試験の場合には、難易度が急に上昇します。つまり、歴史上の流れから考えて、最も古い「ユークリッド幾何学」を用いて解くのか、それとも「デカルトの座標」を用いて解くのか、それとも今回のように最も新しい考え方である「ベクトル」を利用して解くのか、3択を迫られるからです。それぞれの方法に一長一短があるのですが、どの方法を用いて解くのが最善かを考える瞬間が、数学の問題を解く上で最も楽しいひとときです。

さて、今回の最後に非常にホットな問題である、
今年の大阪大学の理系の問題の中からベクトルを利用して解く問題が出題されていますので、これを掲載しますネ。5問中の1問(第2問)です。皆さん、一緒に考えてみて下さい。
点Oで交わる2つの半直線OX、OYがあって、∠XOY=60°とする。2点、A、BがOX上にO、A、Bの順に、また、2点C、DがOY上にO、C、Dの順に並んでいるとして、線分ACの中点をM、線分BDの中点をNとする。線分ABの長さをs、線分CDの長さをtとするとき、以下の問いに答えよ。
(1)線分MNの長さをsとtを用いて表わせ。
(2)点A、BとC、Dが、(sの2乗)+(tの2乗)=1を満たしながら動くとき、線分MNの長さの最大値を求めよ。
皆さん、(1)をベクトルで解く事に気付きましたか。そして、(2)は今年のセンター試験でも久々に登場した「相加平均・相乗平均」を用いて解くと楽だと気付きましたか?
勿論、他の解き方も存在しますが、昨年度の非常にヘビーな問題群から一転して、今年の阪大の問題は完答できる(?)問題が出題され易化しました。全体的に見ると第1問が行列、第2問がベクトルと最大値、第3問が数列、第4問が微積分、そして第5問が確率の問題でしたが、阪大の理系で「線形代数」すなわち「ベクトルと行列」から2題も出題されるのは非常に稀な事柄です。どうか、図形の問題だからといって敬遠せずに、このようなベクトルによる解法もあるのだと知った上で、本問を通じて是非、応用力につながる基礎力を養って下さいネ。勿論、かつては京都大学の定番問題であった
相加平均・相乗平均」の関係を用いて最大・最小問題を解く技術もマスターして下さい。但し、この関係は「正の数にしか適用できない」点、「等号の成立する条件を明記する」事は絶対に忘れないで下さいネ。
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さい。
・111〜128
の18項目。

T−E 【英語】 (2008/2/26 new!!
今日は第6週目の「英語」です。
引き続き「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さいネ。今週は、bP6〜bP8です。
さて、今週は先週に引き続き二次試験の定番、「下線部訳」および「全文和訳」攻略のための勉強を進めますネ。引き続き下記の参考書で英語の構造を分析して理解する訓練を積んで下さいネ。ただ単に二次試験の「英文和訳」問題に役立つだけではなく、長文読解においても内容を理解する上で非常に役に立ちます。一度目で全てを理解するのは著者も述べておられるように困難ですが、出来れば春休み終了時点までに1回目を読み終え、1学期の始まりと共に2回目をスタートして、より難度の高い英文を独力で理解できた「歓び」を味わえるようになっていて下さいネ。
「英文解釈の技術100」(桐原書店)
勿論、単語・熟語をはじめとする語彙力は別途、覚える訓練をする必要があり重要ですが、英語を読む「楽しみ」は(多少、分からない単語が出てきても)何度か読んでいるうちに独力で全体として内容が理解できて「分かった!!」と思える時に感じるものです。私は、この歓びがたまらなくて、本当に好きで英語の勉強をしていましたが、ある程度まとまった内容の長文(?)を読んで初めて、この歓びが得られます。この意味では、以下のシリーズをレベルに併せて是非、週末または春休み中に時間を見つけて、是非、読んでみて下さい。
・「集中2週間完成 英語長文(高校上級用・中級用・初級用の3冊」(日栄社)
この問題集の特長は、見開き2ページで左が問題文、右が設問で、右の設問を解いていく中で左の問題文の内容が徐々に明らかになっていくことです。
そして、勿論、設問の「解答」がついており自己採点できること、そして最大の長所が「全文訳」がついている事です。当たり前の事柄ですが、英文は「全文訳」がついていないと読む価値はありません。学校の授業では、先生の教える都合上、ガイド等、訳のある教材を使用する事を教師は最も嫌いますが、そもそも英語は(ネイティブによる英会話は別として)人に教えてもらって上達する教科ではありません。基本的に独学により、接する時間に比例して、上達する科目なのです。この時に、「全文訳(および詳しい解説)」がないと勉強できません。
受験生が、学校の授業(教科書中心の勉強)以外で最も欠けているのが、読む文章量の不足です。しかも、大学入試に出題されるような、大学の先生が興味を持つレベルの英文においてです。この意味で、高校の授業の延長線上ではなく、入試レベルの英語の中身はどのようなものかを知る上で、恩師・森一郎先生が仰った、「その年に出題された入試英語(長文・英文和訳)の問題の全文訳に全て目を通しなさい!!」という発言の真意が伝わってきます。
その意味では
「英文解釈の技術100」または「基本英文解釈の技術100」(桐原書店)で学んだ後には、やはり大学入試レベルでの語彙力が最後には決め手となる事でしょう。たった一つのキーワードの意味が分からないために本文の内容が全く理解出来ない(または、読み誤る)という事態はしばしば起こり得ます。この意味で、テーマに取り上げられやすいキーワードとしての抽象名詞の理解と記憶、論説文に頻出の動詞、形容詞は最後のまとめの段階において、単語集によって必ず確認し、覚えて下さいネ。
X−D 【社会】 (2008/2/24new!!
【現代社会】
今回は、社会はセンターのみと割り切って、センター試験で出来る限り時間と労力をかけずに効率的な勉強方法で高得点が可能な「現代社会」について簡単に触れてみますネ。
教材は、やはり以下の2冊が中心となります。
・「センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「きめる!センター現代社会」(学研)

一昔前までの「現代社会」は知識ではなく、常識である程度は得点できたため、「きめる!」シリーズで十分に高得点できたのですが、ここ数年は、結構、踏み込んだ知識を有する問題が中心となり、知識抜きの常識だけでは十分に得点できない状況になっています。
しかし、やはり大学に入学・卒業後、社会人となった時に社会の一般常識としての教養を身につける意味も含めて、「現代社会」をセンター入試受験科目として選択する意味は十分にあると思います。
もし、現在、新高3の受験生で
「現代社会」「倫理」「政治経済」の選択で悩んでおられるようでしたら、今年の問題を3科目について解いてみて、一番、解きやすかった科目を選択すれば良いでしょう。何れも学研、中経出版から同じシリーズの問題集が出ていますので、この2冊に関してボロボロになるまで、書かれている内容を理解して覚えて下さい。
勿論、最後には原点である教科書に戻って、通読して下さいネ。
これがセンター試験で90%(〜95%)以上の高得点を取るための秘訣です。

W−D 【理科】 (2008/2/24new!!
【物理・化学】
さて、今日は「理科」の第5回目の講義ですが、今回は「物理・化学」について、大学入試のための教材を離れて、「物理と化学を学ぶ必要性・面白さ」を感じてもらうための教材についてご紹介しますネ。
・「忘れてしまった 高校の物理を復習する本」(中経出版)
・「忘れてしまった 高校の化学を復習する本」(中経出版)
これらの書籍のテーマは「let’s雑学」。
高校で物理・化学をちゃんと学んだ人も学ばなかった人も
大学生も高校生も誰でも楽しくおさらいできる本!です。
「物理・化学の基本、ここが面白い!」を実感できる本ですので、受験生の方々も、チョット息抜きの時間として、物理・化学が嫌いになりそうになった時には、是非、本書を紐解いて下さいネ。

上記は特別に高校生向けや受験生向けではありませんので、受験生に限って、私の好きな物理と化学の本(参考書?)をご紹介しますネ。物理と化学の得点を上げる勉強に疲れた時や、特に「難しいけど面白い!!」という勉強への好奇心、楽しさを感じたい時には絶好の教材です。東大や国公立大学・医学部に合格するための教材や勉強方法はほぼ確立していると思いますが、問題演習だけで真正面から取り組むと普通はマスターするまでに(というより、もっと初期の段階で)きっと大多数のヒトは嫌いになって途中で投げ出してしまうことでしょう。
やはり物理・化学とは何を学ぶ科目なのかな?という本質を知った上で取り組んでいくと、難しくても学ぶ歓び、知る楽しみが得られます。勿論、志望校に合格するためには問題を解く(解ける)楽しみを味わいながら勉強する事も非常に重要ですが、是非、砂漠の(?)オアシス的な存在として下記の参考書を読んでみて下さいネ。
・「だれも教えてくれない橋元先生のみんなの物理」(学研)
・「大宮理の化学(理論化学編・無機化学編・有機化学編の合計3冊)が面白いほどわかる本」
(中経出版)

V−D 【国語】 (2008/2/20 new!!
今回は、センター試験において、「現代国語」で高得点をゲットするための問題集について少し触れますネ。私の推薦、第2弾は以下の2冊(合計4冊)です。
・「出口センター現代文講義の実況中継」(語学春秋社)
・「出口現代文講義の実況中継@〜B」(語学春秋社)

特に下の3冊にはCDが付いていますので、是非、聞きながら勉強して下さい。
何れも、
「はしがき」「講義を始めるにあたって」の部分があるので、本文を読む前に必ずこの部分を読んで、現代国語の問題の現状と対策に関する出口先生の信念をしっかり理解した上で「入試・現代国語」の攻略法をマスターして下さい。きっと「目から鱗」でしょう。
信じて取り組めば、必ず成果は出ます。その上で、実戦に励んで下さいネ。「現代国語」は勿論、私達の母国語であり、全ての教科の基本です。出来れば、入試科目と思わず、教養を身につける手段だと思って、定期的にシッカリとトレーニングに励んで下さいネ。

U−D 【数学】 (2008/2/20 new!!
【センター試験・数学U・Bの勉強方法】
さて、本日より今年のセンター試験「数学U・B」の問題を解きますネ。数学U・Bの範囲は、およそ以下の通りです。
・指数・対数関数と三角関数
・微積分
・ベクトル
・数列
人によると、センター向けの勉強と二次試験の勉強を分けて考える方もおられますが(実際に自分で論理的な答案を書く二次試験がセンターと異なるのは当たり前なのですが)、出題者側は決してセンター試験を安易に作成してはいません。
可能な限り、二次試験につながるよう、問題の「質」を吟味しています。
そして、数学T・Aとは異なり(?)、数学に相当の自信を持っている受験生にとっても「時間との勝負」となります。そのくらい、60分の制限時間内で解くにはボリューム満点、計算量が非常に多いです。
このためにも、如何に計算量を減らすための解法を見つける努力を普段からしているか?がポイントになると思います。
今年は、ベクトル、数列において平易な(?)問題が出題されたために昨年ほどはプレッシャーがなかったかもしれませんが、微積分での出来が得点を左右するでしょう。
私は、数学U・Bの中では「ベクトル」が最も解きやすい単元だと思っています。これは、大学に入学してからの「線形代数(ベクトル・行列の延長)」が「解析(微積分の延長)」に比べて非常に易しく感じたからです。大学に入学してからの数学と物理は、高校時代、あれだけ好きだった私もチンプンカンプンになってしまいました。
さて、今回は順番通り第1問です。前回も触れましたが、もし、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、
代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
  
http://bb.goo.ne.jp/special/yozemitv/special/center_kaisetsu/index.html
まず対数関数ですが、今回のように2変数の方程式を解く場合が多いようです。指数・対数関数は「真数条件」「底の条件」等、定義に基づく約束事が多いのですが、問題の最終目標だけはシッカリ見据えた上で、この約束事に丁寧に従って、問題の誘導に沿っていけば、それほど困難無く、正解に辿り着けるでしょう。今回の問題では直接、関係ありませんでしたが、指数関数、対数関数の問題ではグラフが重要なカギを握っていますので、底の条件によって各々2種類ずつのグラフが、スグに頭に浮かぶように(書けるように)して下さいネ。
あと、対数方程式の場合は、「置き換え」が非常に有効な手段になる場合が多いですので、本題を通してマスターして下さい。但し、「置き換え」たら条件の「制約」があることは、くれぐれも忘れずに!!
さて、次は三角関数ですネ。私の時代は、この三角関数が理解できるかどうかで高校の数学の素養を測られました。そのくらい、高校数学では重要な内容なのでしょう。
私は得意ではなかったので、好きな割には数学の才能が無かったのですが、私がラジオ講座でお世話になった寺田文行先生のお陰で、三角関数に関しては絶大な自信を持つことが出来ました。
まずは、いつも単位円を思い描くこと。単位円とは「原点を中心とする半径1の円」です。この円周上の動点Pの座標を(x,y)、動く半径(動径)OPとx軸となす角度をθとすると、点Pの座標は(cosθ,sinθ)と表せます。つまりx座標はcos、y座標はsinと関係がある訳です。
三角比から脱却して、上記の三角関数の定義を理解し、使いこなせることが出来れば、三角関数の問題は何も恐れることがありません。
私の時代には、東大では毎年のように「円」の問題で、x=rcosθ、y=rsinθという媒介変数表示をすると上手く解ける問題が頻出していました。このように、最低限の知識は覚える必要がありますが、あとはワンパターンです。
今年の問題も、扇型の面積を円の半径、中心角(弧度法)、円周(の一部)の長さを用いて表わす必要がありましたが、これも盲点(?)になっていた受験生があったかもしれませんが、必須知識ですので、覚えるようにして下さいネ。
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さい。
・19〜22、45(
相加平均、相乗平均)、72〜87の21項目。


最後に昨年度、大阪大学・医学部医学科に一浪して入学した受験生からのメッセージを「大学への数学」6月号から抜粋しますネ。
二次の本番は、数学から始まったのですが、恥ずかしい話、完問できた問題はひとつもなく、ほとんど解けませんでした。しかし、次の英語、理科をあきらめることなく最後まで試験を受けて、なんとか合格できました。なんとなく勉強ができちゃう人もいるでしょうが、自分が何をしたいのか、どこを受けたいのか、目標を持った方が断然モチベーションがあがります。私は偉そうなことはいえませんが、自分の学力で志望校を探すのではなく、第一志望まで自分の学力をもっていく、ぐらいの気持ちを持って勉強する事が大事だと思います。」
この受験生の方は、センター試験本番で高得点を取られたようですが、模擬試験では地理が60%程度だったのが本番で95%、そして化学も物理も苦手だったようですが、約1週間の講習を受けたことがキッカケで成績が急上昇したそうです。
数学は「大学への数学」の読者ですから、当然、得意だったと思いますが、センター数学は勿論、満点だったと思われるものの、二次の数学は上記のように「部分点で稼ぎまくる!?」という、私の現役時を地で行った方のようです。
しかし、これが阪大の医学部に入学できるほど学力のある受験生においても例外でない、入試における「数学」の実態なのです。
センターで92〜93%もの得点をゲットするのは非常に困難ですが、受験数学の天才(?!)と対等に渡り合おうとすれば、センターで穴を無くし、二次試験では英語、理科で死力を尽くし、数学は部分点を稼ぎまくる、という方法が合格への道、「勝利の方程式」だと思います。
皆さん、頑張って下さいネ。

T−D 【英語】 (2008/2/18 new!!
今日は第5週目の「英語」です。
引き続き「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さいネ。今週は、bP3〜bP5です。
さて、今週は二次試験の定番、「下線部訳」および「全文和訳」攻略のための書籍を紹介しますネ。
「英文解釈の技術100」(桐原書店)
本書を実際に紐解く際には、必ず「はしがき」を読んでからにして下さいね。
一部、私が重要だと思う部分を「はしがき」より抜粋します。
「大学入試問題の英語長文には、文法参考書の5文型の用例のようなわかりやすい構造の英文は見当たりません。文の主要素(SVOC)はそれぞれ複数の語からなる句や節の形をとっており、さらに接続詞によって文は複雑に入り組みながら幾重にもつながっています。またそれぞれの要素にはいくつもの修飾語句がぶらさがっています。その結果、入試英文は英単語の無秩序な集合のように見えるのです。」
「このような入試英文をいかに攻略するか。私たちが考えたのは、皆さんの持っている文法力を英文の複雑な構文理解にいかすということでした。本書では徹底して文の要素、とりわけ主語(S)述語動詞(V)を把握できる技術にこだわっています。SVが発見できれば文の大きな構造をつかんだ事になるからです。SVを中心に、節をおさえて句をおさえて、それぞれの語群相互の関連を把握する事...これが本書における英文解釈の技術の基本です。」
「一度読んで理解できなくても一向に構いません。その場合には全文訳を読んでからもう一度解説を読んでください。大切なのは本書の解説を理解し、解釈の技術を身につけることなのです。本書を二度三度読み返し、100の技術をマスターした時、皆さんはおそるべき英語力を身につけておられる事でしょう。」
以上、私が勝手に(?)抜粋しましたが、これまでに私が推奨した
「速読英単語(必修編)」をはじめとする参考書についても、最終的には本書を読むことでブラッシュ・アップされることでしょう。
逆に、英語構文の基本に不安を抱えている方は、以下の参考書を並行して読み進めて下さい。
「基礎英文解釈の技術100」(桐原書店)

「セレクト70英語構文」(文英堂)
特に後者は必修146構文を基本70パターンで習得できるように「暗唱文例集」が付いています。単語も熟語も、全て構文の知識が備わって初めて活きてきます。まずは常に「構文」を意識する習慣を身につけ、その上で英文解釈の技術を身につけて、英文読解に対する絶対的な自信を養って下さいネ。


X−C 【社会】 (2008/2/17new!!
【地理】
、今回は、社会はセンターのみと割り切って、センター試験で最も時間と労力をかけずに効率的な勉強方法で約80%の得点が可能な「地理」について簡単に触れてみますネ。
「地理」が好きで「地理」を選択した受験生にとっては、以下の2種類の書籍を中心に春休みから一定の時間を取って勉強を開始し(といっても、他の勉強の合間に「息抜き」で勉強する程度)、必須の入試頻出用語と地理の考え方の両方を身に付けて下さいネ。これだけで十分です。
あとは、センター試験1ヶ月前から毎日1時間(1年分)ずつ、過去問またはセンター対策問題集で演習問題を1冊仕上げれば、地理に限っては失敗する事はないでしょう。
・「地理B 用語&問題」(Z会出版編集部編)
→コツコツと用語のチェックをしながら、最低限だけ覚えるべき事項を覚えて下さい。本書は、模試の時には必携です。勿論、センター当日も持参して下さいネ。
・「権田 地理B講義の実況中継(上)(下)」(語学春秋社)

→出来れば、高3までの春休みに上下2冊をサーと通読して下さい。短期で読めます。著者の権田先生が40台前半で亡くなられてから、はや15年が経ちますが、東大・理学部の後輩の佐藤先生(河合塾の講師をされています。)がその意志を受け継いで書かれた名著です。お二人とも「地理」の先生ですが、出身は東大・理学部・博士課程修了です。つまり、「地理B」は文科系の暗記物だけではないことを、お二人の講義の実況中継を通して肌で感じ取っていただければ幸いです。
W−C 【理科】 (2008/2/17new!!
【生物】
さて、今日は「理科」の第4回目の講義ですが、今回は「生物」について、大学入試のための勉強のスタートを切るつもりで臨みますネ。
国公立の医学部を受験される方々は、この生物をセンターだけと割り切って受験されるか、それとも2次試験にも必要だと思って勉強されるかで、取り組む姿勢もスタートする時期も異なってくると思います。
ただ、大学に入って、専門課程に進むにつけ、現在の高校課程の生物を勉強しておいて良かったと思うことが多々あると思います。
つまり、医学部に進学するための基礎は「生物」と「英語」(勿論「国語」も)にあるといっても過言で無いほど、高校の生物は受験と割り切って選択するのではなく、将来の基礎となる科目なのです。
私が大学受験生だったのはもう30年以上も前のことですが、この時に学んだ「物理」「化学」と今の「物理」「化学」とでは殆んど変わりない、というのが現状です。勿論、大学入試に出題される内容も、ここ30年間、殆んど変わらないのです。
ところが、「生物」は違います。30年前に研究の最先端で明らかになった事柄が、既に現在の高校の教科書で教えられているのです。それほど、ここ30年間の間に生命科学の分野で明らかになった事柄は重要かつ膨大な内容であり、大学に入学するまでに学んでおく必要があるのです。
私の受験時代に「生物」を選択している人は、大抵は「物理」が不得手で、仕方無しに(?)「生物」を選択していた人が多かったのですが、大学に入学してから成績の優秀だった人たち、特に大学に残って教授になった友人を振り返ってみると「生物」「化学」を選択していた人が多いことに気付きます。
勿論、大学入試で「生物」を選択するのは東大、京大をはじめとする総合大学の場合は「物理」を選択する場合に比べて満点を取ることは非常に困難ですが、「物理」ほど失敗する事は稀です。
ですから、今現在、2次試験で何を選択するか迷っている方がおられれば、私は迷わず「生物」「化学」を選択して下さい、とアドバイスすることでしょう。
ただし、私立の医学部(獣医学部)を受験される場合や、国公立の医学部単科大学で生物を受験される場合は、非常に偏った(?!)内容が出題される場合があるため、「生物」での受験は過去問を十分に検討した上で決めた方が無難だと思います。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は医学部(歯学部・獣医学部も含む)を目指す方に是非、高3になるまでに、少なくとも高2から高3への春休み中には手にしていただきたい1冊の参考書(兼、問題集?)をご紹介しますネ。
「お医者さんになろう 医学部への生物」(駿台文庫)
この参考書の著者である朝霞靖俊氏は獣医師の免許を持った駿台予備校の生物の講師です。そして、「はしがき」代わりにかかれている「医学部入試生物の”解体新書”」の中で氏は「高校の教科書の一端に書かれている事は、どれもが当時の医学界・生物学会がひっくりかえるほど衝撃的な事実ばかり」で、「教科書は感動の宝庫」だと述べられています。
そして、「入試問題とは、教科書を片手に勉強している受験生諸君に、大学入学までに理解して欲しいことを”問題文−設問”という形で提示している、作題者である大学教官のメッセージである。」と述べられています。
多くの入試問題には、出題者の「感動」があり、学会がビックリ仰天した歴史的実験とか、画期的な検査方法が背景にある計算問題とか、大学教官も学生時代に「すごい!すごい!」って思ったことが問題になっています。
教科書と入試問題の間には非常に隔たりのある場合も存在しますが、入試問題は問題に潜むテーマに魅せられた作題者が「感動を伝えたい」として出題したものばかりだと私も思います。そして、「生物」を受験科目として選択する受験生には、是非、スタート時点で「この感動」を享受しつつ問題に取り組み、出題者のメッセージを感じ取りながら問題を解き進めていって欲しいと思います。
このためにも、教科書はサーと目を通して理解した上で、「生物は暗記物」と思って知識を暗記するのではなく、入試問題を解く事を通して少しでも早く「感動」を追体験しながら生物の勉強を進めていって欲しいと思います。そのための、最も適切な教材の一つが、上記の書籍です。
本書は「問題編」と「講義編(解答・解説)の2部構成になっており、最初に「問題編」の「まずは医学部入試生物の実態を知ろう!」「本書の特長と構成」「問題を解いてみよう!」の3ページをジックリ読んでから、目次に目を通し、そして1題1題、ジックリ味わうように問題を解き進めていって下さい。解き終わったら「講義編」で解答・解説を堪能して下さい。この本を読んだ後で、志望大学の「生物」の入試問題を約10年分ほど解けば、入試対策は万全でしょう。勿論、センターの過去問は十分に目を通しておいて下さいネ。センター対策は、センター過去問を約20年分ほど解きながら周辺知識を身に付けていって下さいネ。教科書や参考書は、辞書代わりに使って下さい。
V−C 【国語】 (2008/2/16 new!!
今回は、センター試験において、短期間で得点に結びつけるための問題集について少し触れますネ。
「河合塾 マーク式基礎問題集 Q現代文・R古文・S漢文」(河合出版)
何れもセンター試験と同様の形式に合わせたマーク式問題集で、各々、15〜20の例題が「詳しい解説と一緒に」掲載されています。
ここで取り組む前にお伝えしたい事柄は「はしがき」「本書の利用法」を熟読してから問題に取り組んで欲しいということです。
模擬試験を受験する場合も同様ですが、試験を受けっぱなしというのが一番良くない事柄です。
模擬試験は、忘れない内にスグに復習して初めて効果が上がります。
何れもマーク式特有の「問題解説」「設問解説」の両方で正解への筋道が明快に詳しく説明されています。正解だった問題に対しても、勿論、不正解だった問題に対しても、是非、この解説を熟読して理解し、次の設問の解答に活かして下さい。
そして、自分なりの「ワンパターン」の解答方法が確立された時点で、センター対策は終わりです。この時点では、自然とセンター試験において最低でも160点をクリアーできるレベルに達していることでしょう。古文の文法・古語、漢文の句法・書き下し文等、覚える事柄も決して少なくはありませんが、上記問題集を「解説」と共に繰り返し学習する事により、国語として80%の得点をゲットする上で最低限の知識が身についていることでしょう。
春休み、遅くとも夏休みのように、まとまった時間が取れる時期に、是非、スタートして、合計50題の問題を1日1題、1時間ずつ(解答に約30分、解説を読んで理解するのに約30分)、50日をかけて国語の実力を磨いて下さいネ。
U−C 【数学】 (2008/2/12 new!!
【センター試験・数学T・Aの勉強方法】
さて、本日も引き続き今年のセンター試験「数学T・A」の問題を解きますネ。今回は第2問と第1問です。前回も触れましたが、もし、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、
代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
  
http://bb.goo.ne.jp/special/yozemitv/special/center_kaisetsu/index.html

さて、本題のテーマ「2次関数」、「数と式、集合と論理」です。
・まず第2問の2次関数ですが、これはワンパターンですので、丁寧に計算して満点を取って下さいネ。それ以外はあり得ません。3次関数以上は、微分して「増減表」を書くのが必須ですが、その準備としての2次関数では「変数の2次の係数」が0でない事を確認さえすれば、グラフは通常「軸が縦軸に平行な放物線」だということが分かっていますので、丁寧に平方完成をして頂点の座標を求める式に変形して下さい。
今年の問題は、特にヤヤコシイ「小問」は無かったと思いますので、ひたすら丁寧に計算して、問題が要求する形に式を変形して答えを出して下さいネ。
、2次関数の問題においては「最大・最小」「2次方程式」への応用が重要なテーマとなりますが、定義域を意識する事が肝要です。
そして、時として出題される難しい問題の代表が「解の分離」と言われる問題で、2次方程式の解の存在する範囲に関する応用問題です。これは、代表的な例題を解く事によって、与えられた条件「〜」とは数式(等式や不等式)ではどのように表されるのか(同値変形、言い換え)をマスターして下さい。
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さいネ。
・6〜12の7項目。

・次に「数と式、集合と論理」ですが、前半は今年は何ら問題なく、というより「ヤヤコシイ」絶対値等の問題が出題されずに易しかったと思います。これも丁寧に計算するだけです。数学的な考え方としては、問題の誘導に従って「求める三角形の面積を求めるのは、台形の面積から2つの直角三角形の面積を引くという「余事象」的な考え方程度でしょうか。
これに対して、後半の「整数を題材とした」必要・十分条件の問題は、「用語の定義」をはじめとする基本が分かっていない受験生にとっては、時として非常に厄介な問題となり得ます。理由は二つあり、まずは言葉の定義が分かっていない場合、もう一つは言葉の定義が分かった上で少し煩雑な様々な問題が取り上げられるため、です。
この分野の問題に対しては、まず最低限、以下の定義を理解して覚えて下さい。これは、問題を解く以前の「言葉の(?)問題」です。
@p→q(pならばq)という命題が真の場合、pはqであるための十分条件、qはpであるための必要条件という。これは矢印で覚える場合。そして、もう一つが集合の包含で覚える場合で、
Ap→q(pならばq)という命題が真の場合、条件pを表す集合Pは、条件qを表す集合Qに含まれ、同様にpはqであるための十分条件、qはpであるための必要条件という。そして、逆、すなわち集合Pが集合Qに含まれる(包含される)場合、p→qという命題が成り立ち、pはqであるための十分条件、qはpであるための必要条件となります。
この、矢印と集合の両方で必要条件と十分条件という言葉を正確に理解して使えるようになって下さい。
あとは「対偶」という言葉の理解、および問題解決への利用の仕方について習熟して下さい。
要は「ある命題p→qの真偽と、この命題の対偶である(qでない)→(pでない)の真偽は一致する!!」という事実です。直接、ある命題の真偽を証明しづら場合は、その対偶をとって証明すると簡単な場合があり得ます。
内容は多岐に渡りますので、一朝一夕に不得意分野が得意分野に変化する訳にはいきませんが、言葉の問題、即ち形式的な部分で理解が不十分だと0点を取りかねない分野ですので、まずは言葉の定義をシッカリと理解した上で、様々な分野の問題を解く事によって慣れていって下さい。とにかく、数学T・Aで満点を逃すとしたらこの分野か、確率か、2次関数の「解の分離」という風に相場が決まっているほど、「集合と論理」の分野は受験生泣かせの(?)分野ですので、焦らず、取り組んで下さいネ。
なお、「pならばqである」という命題が偽であることを示すには、反例(当てはまらない条件)を一つ示すだけで十分です。オーソドックスな例題が解けるようになった暁には、この「反例」を確実に例示できるようになって下さいネ。
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さい。
・38〜40(
特に40)の3項目、及び1〜5、14〜17、41〜44の合計13項目。

さて、来週からはいよいよ「数学U・B」です。お楽しみに!!
T−C 【英語】 (2008/2/11 new!!
今日は第4週目の「英語」です。
当面、「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さいネ。
今週は、bP0〜bP2です。
さて、今回はこれまで3回にわたってご紹介した教材を読むには少し現在の英語の実力ではシンドイ、という方を対象に、英文法・語法についての入門書をご紹介しますネ。
勿論、英語がそこそこ得意な方も、本書を一読されることにより、英語そのものに対する見方が一変することでしょう。
「山口英文法講義の実況中継(上・下)」(語学春秋社)
山口先生は、東大・英文科のご出身で、元・日本医科大学教授というエリートの経歴の持ち主ですが、堅苦しい英文法の解説書ではなく、はしがきにもあるように「流れるように読め、すらすら重要事項が頭に入ってくる」、そして本書により「一つひとつなるほどと納得できる」「間違えそうな箇所が的中している」「ぐーんと力がついたのを実感でき、英語がわかって好きになり、自信がついた!!」と感じる事が出来る本です。
先生自身が本書を書かれたキッカケは、「ある熱心な学生が先生の講義を癖のある口調までも含めて細大もらさずノートに書きとめて勉強した結果、信じられないほど成績の急上昇を見せた事だ」と述べられています。また、「瑣末な英文法的分析ではなく、英語の理にかなった全体像を総合して把握し、一定の原理さえ身につければどれほど応用力がきくものか」を体感してもらいたいために本書を執筆したとも述べられています。
講義の内容は上巻・下巻共に全30回、合計60回にわたって講義されています。
非常に読みやすい本ですので、出来れば今日から毎日1講義ずつ、高3の新学期が始まるまでに上下巻2冊を読み終えるペースで頑張って下さい。1日10分程度で1講義分を読めますので。
何事も基礎なくしては実力向上は望めません。
「継続は力なり!!」
2ヶ月間、1日10分ずつを本書の勉強に使ってみませんか?
きっと、現在とは違った「あなた」が高3のスタートラインに立っていることでしょう。
X−B 【社会】 (2008/2/10 new!!
【倫理】
今回は、社会はセンターのみと割り切って、センター試験で最も時間と労力をかけずに効率的な勉強方法で高得点が可能な「倫理」について簡単に触れてみますネ。以前は「現代社会」が医学部受験生の間では「地理B」と並んで圧倒的な支持率だったのですが、最近、「現代社会」が異常に難化し、また地理Bは90%以上の高得点をゲットするのが難しいため、私のお勧めは「倫理」に定着してきました。勿論、こればかりは「好き嫌い」の相性がありますので、どうしても性に合わない方にはお勧めできません。そのような方には「歴史」を除く「政治・経済」「地理B」「現代社会」の中からお好きな科目を選んでまずはスタートを切って下さい。「歴史」以外の科目なら、夏休み以降からの科目変更は十分に可能です(絶対ではありませんが)。
さて、「倫理」の教材も、やはり一人教材を前に独学もシンドイですので、まずは「倫理の実況中継」から「CD講座のGOES」の受講をお勧めします。
また、
「倫理の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)も著者がセンター試験で満点を狙う受験生のために書いた「倫理」の決定版ですので、最初、少し読んでイヤで無ければ、一度、挑戦してみてもらいたいと思います。
倫理とは「唯一世の中に唯一絶対の真理がある」という堅苦しい内容ではなく、「フィロ・ソフィ」すなわち「知ることを愛して、更なる飛躍を目指して真理に近づこうとする、学ぶ者を大人にする学問である」と思います。
是非、上記
「倫理の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)を一読して、「倫理の実況中継」から「CD講座のGOES」の受講を視野に入れて受験勉強を始めてみて下さい。
理想的には、春休みを利用して前者、および実況中継を通読する事をお勧めします。
W−B 【理科】 (2008/2/10 new!!
【化学】
さて、今日は「理科」の第3回目の講義ですが、今回は「化学」について、大学入試のための勉強のスタートを切るつもりで臨みますネ。
まずは、以下の教材をご用意下さい。
「岡野の化学をはじめからていねいに(理論化学編)」(東進ブックス)
「小川センター化学T講義の実況中継」(語学春秋社)
短期間で全体を見渡す意味では、「実況中継シリーズ」が良いのですが、今回は正攻法(!?)で「はじめからていねいに(理論化学編)」を用いて講義を進めますネ。
先ず目次(CONTENTS)を見ると第1講〜第11講までありますが、これを最初から読もうとすると嫌気がさしてきます。実は「はじめからていねいに」には「理論化学編」とは別に「無機・有機編」が存在し、前者が計算が中心であるのに対して、後者は記憶(暗記?)が主体となります。このため、試験で点数を取る事を主体に「化学」と真正面から向き合って勉強をすると、まず間違いなく「化学」が嫌いになります。事実、高校時代の私は「化学」は「古文」と並んで、最も嫌いな科目でした。そして、これは試験で点数を取る勉強を主体にするといけない、と思った私は少しでも興味深く読める本は無いかと思って本屋で一日中、適当な参考書を探したところ、当時、京大の教養で化学を教えておられた東久保先生が書かれた「理解しやすい化学」(文英堂)という名著に出会うことが出来ました。
内容は詳しく覚えていませんが、私の好奇心を十分に充たしてくれる量子化学の内容から、生化学の内容まで多岐に渡って斬新な、本当に面白い読み物でした。大学に入学してからも「フレッシュマンの生化学」という自筆の教材を用いた講義も、ピカイチ面白い講義で、いつも学生で満員の講義でした。
さて、現在は残念ながらこのように面白い参考書が見当たらないのですが、極力、覚える事項を削って、最初は理解して計算を重視するような内容、すなわち理論化学(モルの概念)から導入して、これが理解できてから徐々に覚えて知識を増やしていくことが重要だと思います。
事実、東京工業大学の博士課程をを修了された名物講師の照井先生も、自著の参考書の中で「化学が嫌いにならない程度に頑張って下さい(?!)」という風に、化学を選択する受験生を激励されていました。
さて、寄り道をしましたが、「岡野の化学をはじめからていねいに(理論化学編)」(東進ブックス)
の第1講から読み始めるのではなく、第4講の「化学量・化学反応式」から順番に読み進めていって下さいネ。週に1回、1時間ずつで結構です。約2ヶ月、すなわち高3の新学期が始まる前にはこの8講が終了する事になります。後編の「無機・有機編」に関しては、授業と夏休みを利用してジックリと腰を落として取り組んで下さい。ただ、理論編の「モルの概念
」に関しては、必ずこの春休みを利用して確実にマスターして下さい。

V−B 【国語】 (2008/2/9 new!!
前回は、センター試験において、国語の苦手な人が如何に、まずは80%の壁を突破するかについて、学ぶべき教材を中心にお話しました。
しかし、いくら必須と言えども、食べるものに例えると、「宇宙食」のようなモノばかり食べていては味気ないですよネ。やはり「好きこそ物の上手なれ」で、試験で高得点を取るためだけの勉強をしていると、結局は長続きしません。「継続は力なり!!」これは全ての分野に於いて真理です。そこで、継続できるよう、今日は少し楽しい教材をご紹介しますネ。
私の受験生時代は、東大を目指す人は高3の夏休みは下宿してまで東京の駿台予備校に通いました。ここには知る人ぞ知る実力派の名物講師がいました。
しかし一方で、興味のある講義、いわゆる人気のある先生は代々木ゼミナールに多くおられました。数学の寺田先生、黒木先生等もそうです。私も高3の夏休みは40日間、横浜の親戚のお姉さんのお宅に転がり込んで、駿台だけではなく、代々木ゼミナールに通いました。懐かしい想い出です。
話が逸れましたが、そして、現在も同様の事が言え、いきなり駿台のような栄養価一杯の授業を聞くのではなく、まずは苦手教科を少しでも好きになるための勉強というのも大切です。
これが、古文では「高1からの望月古文講義の実況中継」(語学春秋社)、そして「実況中継CDセミナー」の「GOES」です。現代国語は出口注先生が講義されています。
今日は、以上です。非常に短い講義(?!)でしたが、まずは理系で苦手意識を持った人が多い「古典文法」を如何に好きになって勉強意欲を持ってもらうかが今日の主旨です。上記実況中継が終了したら、意欲のある人は「GOES」の「古典文法講座」を是非、受講してみて下さい。
U−B 【数学】 (2008/2/7new!!
【センター試験・数学T・Aの勉強方法】
さて、本日は今年のセンター試験「数学T・A」の第4問を解きますネ。前回も触れましたが、もし、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、
代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が全教科・全科目について3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
  
http://bb.goo.ne.jp/special/yozemitv/special/center_kaisetsu/index.html

さて、本題のテーマは場合の数と確率です。
この分野で最も大切な考え方は、「〜とは具体的にどういうことか?」といった風に、出題者が要求している内容を具体的に言い換えて、あとは「漏れなく、重複無く数え上げる!!」という基本姿勢を常に貫くことです。
そして、この数え上げる場合に知っていると便利な道具、考え方が「樹形図」「積の法則」「和の法則」そして「余事象」の考え方です。
今回は頻出問題のサイコロの問題ですが、サイコロを3回振ったところで、たかが(?)6×6×6=216通りしかないので、難関校の「n」を用いた抽象的な問題とは異なり、全部、書き出す覚悟で臨むのが一番です。この方法を、私は勝手に「泥縄流(!?)」と呼んでいるのですが、その全て書き出す中で上記
「樹形図」「積の法則」「和の法則」そして「余事象」の考え方を有効に使うことによって、煩雑な計算に持ち込むことなく解決できます。
前半は、共に樹形図を書いて積の法則を用いると、各々 2×2×2=8(通り)となりますネ。

さて、次に後半の部分ですが、内容は場合の数の数え上げから一転して「確率」の問題に変身(!?)しています。そして、テーマは「期待値」です。
「期待値」の問題で最も重要な確認事項は、「一体、何についての期待値か?」を意識して明らかにする事。そして、必ず
「確率分布表:(2行の表で、上の行に取り得る値を全て列挙し、下の列に各々の値を取る確率を書いた表)」を書いて、どの値の出る確率がいくらで...、という風に、確率変数(事象の取り得る値)を表の上段に全て書き出し、その真下にその事象の取る確率を全て書き出します。
数学U・Bの微分の範囲で「増減表」を書くことが必須であったように、期待値の問題においても「確率分布表」を書くことが必須だと覚えておいて下さい。そして、いつも意識しておく事柄が、表における
確率の和の合計が「1」だということ。これは、答えが合っているかを確認する意味においても、「余事象」の知識を活かす意味に於いても非常に重要な事柄です。
さて、本題に戻りますが、本題をあくまでサイコロの出た目の問題として片付けようとすると合計216通りも数え上げる必要がありますが、そうではなく、「A」という文字を書く、「B」という文字を書く、「一文字削る(または何もしない)」という3つの作業しかない事を把握すれば、問題は3×3×3=27通りの場合しかないことがわかります。
高々27通りしかない問題なら、全て書き上げて下さい。この場合に有効な手段が
「樹形図」なのです。
そうすれば、簡単に「確率分布表」を書くことが出来るでしょう。
勿論、問題の誘導に乗って、要求された答えのみ求めても良いでしょう。
しかし、本問では、最終的に期待値を求める問題なのですから、確率分布表は完成しておいた方が、あとあと答え合わせが自分でできます。即ち、確率の和の合計が「1」になっているかを調べれば良いからです。
計算の詳細は、解答にお任せしますネ。

今年の確率の分野の問題(問4)も、目先は変わっているものの、昨年のセンターの問題と考え方は非常に似ています。つまり、受験生に要求されている「場合の数・確率」分野における処理能力、底辺を流れる考え方は「同じ」だということです。
特に「順列・l組み合わせ」の問題はすぐに「P」や「C」を用いてテクニックに走る傾向がありますが、上手に使うと確かに有効な方法に違いないものの、それよりは、いくら泥臭くても「漏れなく、重複無く、全て数え上げる」、そして、この過程で適宜「積の法則」「場合分けが入れば和の法則」「直接求めるのが大変な場合は余事象」を上手に使うことの方が遠回りのようで、確実に正解に辿り着くには近道なのです。勿論、順列・組み合わせには、その場で考えただけでは非常に煩雑な「知識を要する」例題も確かに存在し得ます。このような例題、類題については、最低限の知識は持ち合わせておいて下さい。もっとも、このような問題は殆んど出題されませんが。
昨年の問題は、アプローチの仕方によって、何通りかの別解が存在しました。皆さんは、勿論、どの方法で解いていただいても結構です。
但し、いくら「華麗」だと思われる方法でも、その方法が試験場で必ず使える状態になっていないと折角の「華麗さ」を活かす事無く、得点も出来ずに折角のテクニックも「絵に描いた餅」状態になります。
このような華麗な、テクニカルな方法も感動を伴うため数学が好きになるために必要だと思いますが、これとは別に、「いつでも、どこでも、同じスタンスで取り組んで解ける」方法を自分なりに確立させておいて下さいネ。
泥臭くても結構。具体的に言い換えた上で、漏れなく、重複無く、数え上げましょう!!
これが、センター試験の「場合の数・確率」の分野で合格点、即ち限りなく満点に近い点を確実にゲットする最も近道だと思います。

なお、「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さいネ。
・28〜37
の10項目。


それでは、本日は、これで終わります。来週は第2問「2次関数」の問題へのアプローチです。次週以降も、本年度のセンター試験の問題を題材にして、1日、1問ずつ、丁寧にポイントを解説し、主要テキスト「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)の該当箇所を示しますネ。
次週以降もお楽しみに!!
なお、基礎的なトレーニングを行いたい方は、以下の問題集に取り組んでみて下さいネ。
・「トレーニングノートα」
確率・順列と組み合わせの2冊(受験研究社)
T−B 【英語】 (2008/2/7 new!!
さて、今日は第3週目の「英語」です。
前回は、当面、使用する代表的な教材を2つ列挙しました。
また、これら「英文読解」の教材と並行して、当面、「速読英単語(必修編)」(Z会出版)別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さい。
今週は、bV〜bXですネ。
なお、医学部の最高峰である阪大・医学部・医学科以上を受験する方は、少しでも早く「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を終了して、別売の「CD」と一緒に「上級編」に進むことをお勧めします。

前回は、「長文読解」の総合問題を中心とした教材である

@「基礎 英語長文 問題精講」(旺文社)
について、勉強方法を簡単に述べました。
今回は
A
「基礎 英文 問題精講」(旺文社)、「Brush−Up Test 60」
について、「下線部訳」および「全文訳」に焦点を絞って、教材の勉強方法について話を進めていきます。

前回も述べましたが、あくまで英文読解には@、Aの何れのトレーニングも必要ですので、当面は毎週2時間程度、時間を割いてもらって、各1単元ずつ、今回述べるAの方は出来れば2単元を約1時間の時間を使って読み進めて下さいネ。

【Aの具体的勉強方法】
本文を読み進める前に、必ず「はしがき」「本書の構成と特長」を熟読して下さい。
本書は、「独学用」に編纂された素晴らしい内容の参考書です。
はしがきにも書かれているように、
「英語は誰でもかならずマスターできる!!大切なのは、これまでの到達点ではない。今からの、目標を目指す、着実な歩みである。」
本書により、自信をもって、一歩一歩、この歩みを進めていってもらいたいと私も心から願っています。

さて、目次を見れば、全体の構成は
1.構文編 例題40問
2.文脈編 例題20問
3.応用問題 例題20問
4.頻出重要テーマ 演習編 典型例題30問
各々、各単元に入る前に、最初のページに各単元での学習の内容を詳述してあるので、まずはそのページをじっくりと読んでから具体的な例題に取り組んでいただきたい。
英文読解には、当然ながら英単語の知識は必須であるが、それ以外に下線部訳をはじめ全文訳では必ず構文の知識、文法の知識と運用力、熟語・成句の知識、文脈の理解、頻出テーマについての典型的な考え方に対するなじみ、いわゆる常識や一般的な思考力が必須である。
実際の2次試験の問題に対峙した時、上記知識を結集して「この問題の出題者の狙いは何か?」を的確に把握した上で、きちんとした日本語で答案にまとめる国語的な表現力を養えば、最初は、難しく感じる下線部訳も、本書を繰り返し勉強した後では、得意分野に変わっている事間違いなしである。私が保証します。安心して取り組んで下さいネ。

具体的な勉強の取り組みですが、基本的に見開き2ページで構成されており、比較的短い「例文」、「語句」、「各例題に含まれるテーマ構文についての説明」、「研究」としてポイント箇所の詳細を例文を交えて解説しています。
勿論、こなれた全文訳も掲載されており、その後で「重要類題」も掲載されているため、確認チェックもできます。
出来れば、最初は4〜5回、問題文を読んで内容を理解した上で、自分なりに訳を書き、全文訳と照らし合わせる過程で語句、研究等を読み、訳文が理解できれば本分を最低3回は音読して下さい。
これで、例題1問が終了です。
最初は30分で終わるのは厳しいかもしれませんが、徐々に慣れてくると、1時間に例題2問程度(見開き4ページ分)は十分可能になります。
そして、別売の「BrushーUp Test 60」で内容が定着しているかを確認する事もできますので、ぜひ、セットで学習を進めていって下さい。
1学期中に1冊(合計2冊)が終了できるよう、頑張って下さいネ。夏休み以降は繰り返し復習あるのみです。
英語は、単語も文法も大切ですが、上記@、Aの2冊を繰り返し完璧にマスターするだけで、きっと英語に関しては得意科目の地位が不動となり、医学部の合格点をクリアーできることでしょう。

なお、「蛍雪時代」の付録に水野先生の講義が掲載されていますので、CD付きの講義は是非、聴いてみて下さい。
英語の実力が、更に磨かれることでしょう。
X−A 【社会】 (2008/2/6 new!!
【日本史・世界史】
さて、急な出張により大幅に予定が遅れましたが、今日は「歴史」選択の場合の教材について少し触れますネ。ただ、最初にも述べましたように、「教養」として世界史、日本史は必須ですが、こと理系、特に最低でも90%以上の得点を要求される医学部志望のセンター試験において、歴史を受験科目として選択するのは非常に負担が大きいことだけは繰り返し、ここでもご忠告(?!)させていただきますネ。それでも、好きな方は是非、楽しんで取り組んで下さい。
まずは「日本史」です。
・「詳説 日本史」(山川出版社)

・「日本史B 用語集」
「超速!日本史の流れ」(ブックマン社)
・「日本史B 用語&問題」(Z会)
「日本史 総合テスト 日本史B」(山川出版社

・「詳説 世界史」(山川出版)
・「世界史B 用語集」
「流れ図で攻略 詳説世界史B」(山川出版社)
・「世界史B 用語&問題」(Z会)
「タテから見る世界史」(学研)
「ヨコから見る世界史」(学研)
・「斎藤式問題集 タテとヨコの世界史演習」(学研)

以上、最低限の教材を挙げてみました。何れも、やはり原点は山川出版の教科書、用語集、歴史地図(年表)です。
その上で日本史も世界史も、まず歴史全体をザーと一通り見渡すための教材を用いた方がこのましいのですが、日本史は良書が出ているものの、世界史は中々、該当する教材が見当たりません。それだけ、時間的・空間的な内容が膨大であることを物語っています。私の時代には「これでたりる世界史 パック式世界史101話」(旺文社)という物語風の良書が出ていましたので、いつも眠る前に睡眠薬代わりに(?)読んでいました。
話が逸れましたが、歴史全体を見渡す教材と併せて必須の教材が「用語問題集」です。私は、Z会の教材が好ましいと思っています。
以上が揃った上で、日本史は教科書に準拠した問題集を1冊選んで、問題演習を繰り返して下さい。
世界史も日本史と同様ですが、やはり空間的な広がりがありますので、まずは「タテから見る世界史」(学研)を読んで地域史を学んだ上で、次に「ヨコから見る世界史」(学研)で同時期にどのような事が起こっていたかを確認しながら理解を深めていって下さい。演習用の問題集も準拠していますのでバッチリです。
ただ、余程の天才(!?)でないと、世界史をマスターするのは不可能です。もし、マスターしたければ、自分で教科書を再編集(!)するぐらいの覚悟で臨んで下さいネ。
そして、最後に、センター試験は知識だけでは紛らわしい「正誤問題」等が出題されますので、過去問を中心に、冬休みの時期からは実戦トレーニングに励んで下さい。

なお、上記教材は、私立文系、国公立文系・2次試験にも適用可能ですので、参考にして下さい。
W−A 【理科】 (2008/1/31 new!!
【物理】
さて、今日は「理科」の第2回目の講義ですが、今回は「物理」について、大学入試のための勉強のスタートを切るつもりで臨みますネ。
まずは、以下の教材をご用意下さい。
・「浜島の物理T・U講義の実況中継(上)力学・波動編」(語学春秋社)
・「浜島の物理T・U講義の実況中継(下)電磁気・熱・原子編」(語学春秋社)
私は、個人的には「橋元先生」の物理の参考書が非常に好きなのですが、今回はセンターのみならず、最終的に国公立大学・医学部の二次試験で合格点を取る事を目標としていますので、このために私が最も重要だと考えている
・「名門の森 物理 (力学・波動編)(電磁気・熱・原子編)」の2冊(河合出版)
という名著へとつなげるため、そして、その前に基礎学力を養うための名著である
・「物理のエッセンス」(力学・波動編)(電磁気・熱・原子編)」の2冊(河合出版)
をマスターするために、両方の著者である浜島先生が「物理の解法のコツを3日×2でわかるように書いて下さった上記の「実況中継(上・下)を熟読する事から始めたいと思います。
皆さん、「はしがき」から始めて、講義の内容に従い「講義を始めるにあたって」以下、「力学」を10回、「波動」を7回、更に下巻に移って「電磁気」を8回、「熱」を3回、「原子」を6回、合計34回のセクションに分けて、各セクションのポイントを問題を解きながら理解していって下さい。
長い時間をかける必要はありません。今日から、毎週末を利用して、春休み前には一通り目を通して物理全般について学習する全貌について概要を押さえて下さいネ。
この後は、「物理のエッセンス」を用いて問題を解きながら自然と公式を理解し覚えて使い方をマスターし、
「らくらくマスター 物理T・U」(河合出版)で簡単な問題演習を行なった上で、二次試験用の大きな「壁」である「名門の森 物理 (力学・波動編)(電磁気・熱・原子編)」に夏休みには取り組めるよう、頑張って下さいネ。
これで、物理に関しては、全く心配ないでしょう。

V−A 【国語】 (2008/1/30 new!!
さて、今日は理科系の方、特に数学・理科は得意だけれど国語はどうも...、という受験生の方々へのアドバイスをしますネ。
まずは地道な努力をして一番効果の現れるのが「漢文」です。これは、時間を決めて先に紹介した「ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習」(河合出版)をコツコツと勉強して、まずは「漢文」独特の表現方法に慣れ親しんで下さい。これでセンター対策は十分です。あとは、過去問で確認して見てください。センターで出題される内容も問題文は広範囲から出題されはするものの、問われる内容は非常に限定され容易ですので、スラスラと解けることでしょう。
私からの追加のアドバイスは、やはり英語と同様「音読」と「全文訳の熟読」です。
上記、推薦テキストには、必ず「全文訳」と「書き下し文」が掲載されていますので、まずは「書き下し文」の音読、次に「原文」での音読を練習します。
最初は、サッパリ分からなかった「漢文」ですが、多そうで多くない「句法」の勉強を一通り終わると、いつの間にか安定した「得点源」となっていることでしょう。
これは、「全文訳」を読んで見るとスグに理由が分かります。つまり、出題文(問題文)の内容が知れている(?)からなのです。大抵は、非常に単純なお話です。構成も難しくありません。
設問では、簡単な表現方法と内容しか問われませんが、難しい内容はセンターレベルでは殆んど皆無です。1問程度のミスは許容範囲ですが、是非、満点を狙って下さいネ。

次に古文です。出題分野(本分)は、受験生に不公平が無いように参考書や教科書では殆んど取り上げられない出典が常です。やはり、医学部受験するような学力の高い集団であっても、古文の読解は漢文以上の知識が必要なために、結構苦労することが多いでしょう。
私は、先日、「マドンナ・3部作」によって、古文読解でのポイント(慣れ親しむこと)、古典文法のマスター、基本古語の暗記、古文常識の理解と暗記の必要性を強調しました。
しかし、通常はセンター試験のために「嫌々(?)」勉強する受験生が多いのが現状です。
このような受験生には、やはり、まずは古文を好きになってもらう必要性があります。もっと厳しい言い方をすれば、古文が好きになるまで古文に接する努力が必要です。
かといって、それほど時間を割くわけにはいきませんので、以下のような教材を春休みに1週間〜10日間、、毎日1時間ずつ程度、接してみて、少しでも興味を持てるよう意識して努力してみて下さい。
・「高1からの望月古文講義の実況中継」(語学春秋社)
・センター試験 古文の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)

さて、次が本題の「現代国語」です。
一言に「現代国語」といっても、センターでは「評論」「小説」といった2大分野に分かれます。
当然、このようなジャンル別のアプローチの仕方が存在するのは確かなのですが、このセンター現代文での得点の差が、実際の入試の合否を左右しているといっても過言ではありません。
いくら英語、数学、理科という得意分野で満点近い高得点を挙げても、国語で6割以下、社会で8割程度の得点しかゲットできないと、トータルで9割という医学部受験の最低ラインをどうしてもクリアーすることが困難になるからです。
私も、この国語で失敗(?)してきた受験生をどれだけ沢山、見てきたことでしょう。
いきなり結論になりますが、センター現代文は問題文の読解力が最大の(!)キーポイントではありません。
出題者が作成した設問の読解力こそが、最大のキーポイントなのです。
これは、センター試験という特殊な問題形式に由来しているわけですが、二次試験や私大とはいえ全マーク式問題での演習、大手予備校の模擬試験の点数結果ですら、全くアテにはならない特殊な問題だと認識する事が「センターで高得点をゲットするための最善策」なのです。
このセンター試験で(のみ?!)現代国語で高得点をゲットする方法については、前回記した
センター試験 現代文の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・センター試験 現代文(評論)の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・センター試験 現代文(小説)の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)

の3部作を、まずは独力で時間を計って解いてから、解説を熟読して、設問の読み方、すなわち出題者の意図を汲んだ上で幾つかの選択肢から正解を選び取る訓練を徹底的に行ってみて下さい。
この訓練の結果、過去問においてコンスタントに160点以上の得点をゲットできるようになるはずです
。上記教材で本講座を通して真摯に勉強に取り組んでいただいた方々には、必ずや上記目標国語でコンスタントに160点以上の達成をお約束します。

この際に気をつけていただきたい事柄は、センター本番までに幾多の模試を受けると思いますが、ここでの点数に関しては全く(!?)当てになりませんので無視してください。
あくまで、過去問にチャレンジしてみて、そこでの得点率のみ、重要視して下さい。
国語に於いては、大手予備校の模試は必要悪(?)ですので。
U−A 【数学】 (2008/1/29 new!!
英語と同様、数学も、前回は1年を通して使用する代表的な教材を列挙し、私の受験生時代(?!)の想い出をお話しました。
本日は、今年のセンター試験の問題の解答・解説を中心に「如何にして本番で数学T・A、数学U・B合計で180点以上をゲットするかを目標に、話を進めていきますネ。なお、
180点以上の内訳は数学T・Aが95点以上、数学U・Bが85点以上です。本講座を通して真摯に勉強に取り組んでいただいた方々には、必ずや上記目標の達成をお約束します。

さて、本日は数学T・Aの問題の中で毎年の必出項目であるA二次関数、3三角形、C場合の数・確率、@集合と論理・その他計算問題、について、私の独断と偏見ですが、模範例題を数題ずつマスターする事によって確実に満点を取れる順番に、以下のように解説しますネ。
B三角形
C場合の数と確率
A二次関数
@集合と論理・その他計算問題

【センター試験・数学T・Aの勉強方法】
まず、私の講義の前に、インターネットで適当な環境をお持ちの方は、
代々木ゼミナールのHPにて「2008年度 センター試験本試解説講義」が全教科・全科目について3月末まで無料で配信されていますので、興味のある方は、一度、是非、ご覧下さい。
私は、「寺田の鉄則ゼミ」(旺文社)、「和田式攻略法センター数学T・A、U・B」(学研)を参考にしつつ
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を主教材に用いてあくまで独自の解説を進めていく予定ですが、基礎から積み上げて行きたい方は、演習用として下記の問題集をご用意の上、それでも分からない時は常に数研の教科書、「ニューアクションω」の該当箇所に立ち返って、上記4つの各テーマごとにマスターして行って下さいネ。
・「トレーニングノートα」
図形と計量(受験研究社)
・「トレーニングノートα」
確率・順列と組み合わせの2冊(受験研究社)
・「トレーニングノートα」
2次関数(受験研究社)
上記の
「トレーニングノートα」シリーズは、集合と論理・その他計算問題に関しては特に独立して出版されていませんが、基礎をマスターするには非常に優れた問題集です。

本日は、まず満点が狙える(狙わないといけない)三角形の分野です。
三角形の問題で絶対に忘れてはいけないのが次の3つの項目です。
@正弦定理
A余弦定理
B面積の公式
@、Aは使う使わないにかかわらず、決して公式そのものも頭の中に置かずに、自分で三角形ABCを余白に書き、目に見える形で公式を書いておきましょう。
@の正弦定理では、等号は3箇所出てきますが、最後の等号は三角形ABCの外接円の半径Rの2倍、すなわち直径に等しいことも忘れずに書いておきましょう。
A余弦定理に於いては、主役の左辺は辺の長さが3通りに書けますので、3つとも等式を書いた上で、各々、式を変形してcosA、cosB、cosCの形で書き直しておきましょう。全部で、等式は6つ存在するハズです。
そして、Bの面積の公式ですが、中学までは三角形の面積の公式は(底辺×高さ÷2)だったのですが、高校数学に於いては、(隣り合う2辺の長さの積×間の角のサイン÷2)、即ち
S=ab×sinC÷2=bc×sinA÷2=ca×sinB÷2と理解し、覚えておいて下さい。
三角形の面積イコール「ヘロンの公式」などと覚えていると、全く、応用力が身に付きません。それよりはヘロンの公式が上記公式よりどのように導かれるかをシッカリと理解し覚えて下さい。
この場合、三角関数の基本定理(公式)である「(sinAの2乗)+(cosAの2乗)=1」および、この等式からsinA=、cosA=というルートを用いた式がスグに書けるようにしておいて下さい。

基本的に三角形の問題は上記、3つの公式を使いこなす事で全て解けるのですが、本年度の問題では中学の数学の知識、特に「円周角」「接弦定理」「方べきの定理」そして、随所に三角形の「相似」の知識を用いて解答を導くように問題が作成されています。
また、本年度もそうですが、小学校で利用した2種類の三角定規を組み合わせた角度を利用すると、わざわざ余弦定理を用いなくても簡単に答えが出る場合があります。
このように、三角定規、中学で学んだ円に関する基本的な知識、および相似については、いつも頭の中から取り出して、必要に応じて使いこなせるよう、十分に準備しておいて下さい。そうすれば、この三角形の問題の分野は、確実に得点源となって、皆さんを助けてくれるでしょう。
なお、
「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)を用いて勉強を進める受験生は、必須例題133問のうち、本テーマに関しては以下の例題に必ず目を通しておいて下さいネ。
・23〜27
129〜133の10項目。


それでは、本日は、これで終わります。来週は第4問「場合の数と確率」の問題へのアプローチです。次週以降も、本年度のセンター試験の問題を題材にして、1日、1問ずつ、丁寧にポイントを解説し、主要テキスト「10日あればいい 2008大学入試 短期集中ゼミ 実戦編 受験の基礎数学T・A・U・B」(実教出版)の該当箇所を示しますネ。
次週以降もお楽しみに!!

T−A 【英語】 (2008/1/28 new!!
さて、今日は第2週目の「英語」です。
前回は、1年を通して使用する代表的な教材を列挙し、私の受験生時代(?!)の想い出をお話しました。
今日からは、当面、「速読英単語(必修編)」(Z会出版)別売の「CD」と一緒に毎週3話ずつ独学で進めて下さい。
今週は、bS〜bUですネ。
それでは、残りの幾つかの重要項目のうち今週は「長文読解」「下線部訳」に焦点を絞って、以下の二つの教材について話を進めていきます。

@「基礎 英語長文 問題精講」(旺文社)
A
「基礎 英文 問題精講」(旺文社)、「Brush−Up Test 60」

@の方は主に「入試英語長文読解のトレーニング用」で、入試英語に於いて必読の頻出・重要テーマを厳選・精解した参考書。
そしてAの方は主に「入試英語の全文訳、下線部訳のトレーニング用」で、入試直結のテーマ、必読の名文、重要文法、構文を確実に押さえるための参考書・問題集です。
敢えて分類すると、@をセンター(私大)対策、Aを二次対策として用います。
ただし、あくまで英文読解には@、Aの何れのトレーニングも必要ですので、当面は毎週2時間程度、時間を割いてもらって、各1単元1時間で読み進めて下さい。

【@の具体的勉強方法】
@は原則として、見開き2ページ。左ページが問題文で、右ページが設問です。
まずは、右の設問は無視して、左ページのみ、普通の英語のテキストと同様に、およそ4行を1分、全文を7分前後のスピードで、一体、何が書かれているのか、各段落に気を付けて読み進めて下さい。
出来れば、2回、読んで下さいネ。
それから、右のページの設問を見ます。
設問は大きく分けて、単語・文法・語法に関するもの、そして下線部訳を含む全体の内容に関する読解の問題に分けられます。
大切な事柄はここからです。
大抵の場合、設問は左ページの英文を読むに当たって分りづらい箇所にあります。
つまり、問題を解くことにより、より英文の内容を深く理解できるのです。
入試においては、勿論、問題文だけに捉われる事無く、極端な場合、内容が分からなくても問題が解ければ良いのですが、私の場合は全く別(?)です。とにかく、直感でも良いですから、英文の内容を少しでも理解するための手助けとして設問を解いて欲しいのです。

そして、設問を解き終わった時点で、一旦、英語は切り離して、次のページの「全文訳」を日本語として理解するように努めて読みます。
そして、日本語訳が十分に理解できた後で、英文と日本文の間を取り持つ形で「語句」「研究」の箇所を読みます。
これで、おおよそ英文を英語として理解できる下地ができると思いますので、最後にもう一度、問題文に戻って、英語を読んで内容が理解できるかどうかチェックします。
内容が理解できれば、「音読」により声を出して3回、全文を読む。

これで、1問が終わりです。
勿論、別冊解答集があるため、設問の解答は熟読する必要はありますが、この設問を解く事に重点を置くのではなく「一体、この英文はどのような内容がかかれているのかな?」というように好奇心を持って問題文を読み、次いで設問を解く事により、内容読解におけるキーポイントがどこかを知って、そこに集中する事により、より良く問題文の英文を理解する事が出来ると思います。
このようにして、英語の内容が独力で理解できるようになると、問題文を読み、設問を解くのが楽しきなってきます。
こうなれば、しめたもの!!
英語長文読解力は、メキメキと身についていくことでしょう。
X−@ 【社会】 (2008/1/25 new!!
【社会】
さて、今日は5日目の「社会」です。
まずは、当面用いる教材を以下に記しますネ。
・「きめる!センター倫理」(学研)
・「センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「Z会 解決!センター倫理」(Z会出版)

・「センター試験 倫理の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「きめる!センター現代社会」(学研)

・「Z会 入試に出る 地理B 用語&問題」(Z会出版)
・「センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本」(中経出版)

・「きめる!センター地理B」(学研)

・「きめる!センター政治経済」(学研)
・「センター試験 政治経済の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)

私は実は受験生の時に、社会は独学で(?)世界史と地理を勉強していました。
最終的には世界史を選択したのですが、これは個人の好みがあるものの、結果的には大失敗(!!)でした。
文系の受験生ならイザ知らず、理系の、しかもセンター試験のみ1科目受験の皆さんには、とても
「世界史」「日本史」の歴史をお勧めする訳にはいきません。
これらの科目で得点率60%〜70%のレベルに達するまでですら浪費(?)する時間と労力は膨大なものになるからです。

ちなみに、私は年明けからの最後の世界史の追い込みに受験勉強時間のおよそ半分を費やしましたが、直前のチェックでは得点率60%、試しに地理Bの問題を解いてみたのですが、遊びで少し勉強しただけにもかかわらず、70%以上得点できていました。
私が「愕然!!!」としたのは言うまでもありません。
ましてや、好みはあるものの、現在では更に勉強時間が少なくて済む「倫理」「現代社会」「政治経済」のような科目も選択可能です。

さすがに、「現代社会」は当初のように「常識だけで解ける!!」問題は陰を潜めて高得点をゲットする事は困難になったようですが、「倫理」「地理B」「政治経済」は歴史系に比べると明らかに10分の1以下の時間と労力で得点率70%までは持っていけることでしょう。
以上のことから、どうしても「世界史」「日本史」に固執する方以外は、是非、「倫理」「現代社会」「地理B」、そして「政治経済」の選択をお勧めします。

最後は、勿論、記憶力がモノをいう世界ですので、最後の追い込みが大切ですが、私は上記に挙げた
学研、中経出版、Z会出版の何れか1冊を、出来れば春休みから、遅くとも夏休みに入る頃から始めて、他の教科の合間に息抜きで(?)毎週、時間を決めてテーマごとに勉強することをお勧めします。

そして、その際、参考書等で覚えるよりは、問題集を1冊決めて、1冊を仕上げてから過去問20年分を問題の周辺も含めて解答解説を熟読しながら、理解し覚えていくのが効率の良い勉強だと思っています。
最終的には、他の科目に迷惑をかけないよう、90%ゲットを目標に取り組む必要がありますが、あくまで理系の難しい科目の間の「潤い」を求めて、楽しく勉強する事をお勧めします。

今日のお話は以上です。

(日本史、世界史を選択する方のために、来週、一応、教材と勉強方法は述べますが、)
来週からは、倫理、現代社会、地理Bのみに絞って、一緒に勉強を進めていきますネ。
W−@ 【理科】 (2008/1/24 new!!
【理科】
さて、今日は4日目の「理科」です。
いよいよ、国公立大学の医学部はセンター試験の理科は生物・物理・化学の3科目が必須の流れとなり始めました。当然と言えば当然です。私の学生だった頃は何故か「物理・化学」が必須の趣がありましたが、医学部の選択科目が何故「生物」より「物理」なの?と物理が好きな私ですら不思議でした。工学部なら当然なのですが...。
私は「物理」が一番好きだったのですが、勿論、「生化学」すなわち「生命科学」をライフワークにしたいと思っていましたので、「生物」での受験も可能だったのですが、元来、覚えるのが嫌いな私はシンプルな計算だけで答えを導ける「物理」を選択したのでした。あとで、入試の物理の恐ろしさを知る羽目になったのですが。生物を選択しておけば良かったと後になって分かっても後の祭りでしたが...。

いきなり、余談になりましたが、本題に戻って英語・数学・国語と同様、当面用いる教材を以下に記します。

【物理】
・「名門の森 物理」 (力学・波動編)(電磁気・熱・原子編)」の2冊(河合出版)
→最後は、このレベルの問題がスラスラと解けるレベルにまで完成させる。
・「物理のエッセンス」(力学・波動編)(電磁気・熱・原子編)」の2冊(河合出版)
→上記「名門の森」の補助教材
・「らくらくマスター 物理T・U」(河合出版)
→基礎項目をチェックのための問題集
・「橋元流解法の大原則・1、2」の2冊(学研)
・「橋元の物理をはじめからていねいに」(力学編・熱・波動・電磁気編)の2冊(東進ブックス)
→レベルに合わせて上記の何れかで基礎から理解するための教材。

【化学】
・「実戦 化学T・U重要問題集」(数研出版)→最後はこの問題集と心中する覚悟で!!
・「化学T・Uの新演習」(三省堂)→上記は解答・解説が不十分なため独学用に。
・「らくらくマスター 物理T・U」(河合出版)→問題演習用です。

・「岡野の化学をはじめからていねいに」(理論化学編、無機・有機化学)の2冊(東進ブックス)
→各単元の必須事項を網羅して、丁寧に解説した良書です。
・「基礎からベスト化学T」(学研)→ビジュアル的に化学を少しでも楽しく勉強できる教材です。
・「基礎からベスト化学T 入試基礎問題集」(学研)→上記とセットでセンター用に。

・「センター試験 化学Tの点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「一問一答 まる覚え化学T」(中経出版)→試験直前のチェック用。化学嫌いの人にお勧め。

【生物】
・「生物T 合格48講」「生物U 合格24講」2冊(学研)→チョット、覚えるのがしんどいです。
・「田部式問題集 生物T・U頻出問題の解き方」2冊(学研)→上記の確認問題集です。

・「基礎からベスト化学T」(学研)→ビジュアル的に化学を少しでも楽しく勉強できる教材です。
・「らくらくマスター 生物T・U」(河合出版)→問題演習用です。

・「理解しやすい生物 T・U」(文英堂)→ビジュアル的な参考書です。

【センター対策】
さて、理系、特に医学部志望の受験生にとって、センター試験において、何れの科目も90%以上で理科の点数が安定する事が合格への必須条件です。
出来れば、得意科目では満点を狙う覚悟で臨んでもらいたいものです。
そして「物理」を筆頭に、それは可能だと思います。
但し、数学と同様、センター試験と二次試験は、対策も勉強方法も異なります。
センターは全力疾走の短距離走。常に時間との勝負です。
これに対して二次試験は、ジックリ取り組む心の余裕が必要です。

そして、センターには過去問約20年分を解いて問題形式と範囲に慣れれば、およそ大事な箇所と対策が分かると思います。
化学は、中にイヤらしい問題がありますので、十分訓練して下さいネ。

【高3の想い出:物理の二次対策?】
さて、理科、といっても私の受験生時代の選択科目は物理・化学でしたので、今日は具体的な内容の講義ではなく、高3の想い出について少しお話させていただきますネ。
まず「化学」ですが、これは高校の化学の先生との相性かどうか分かりませんが、中学はイザ知らず、高校に入学してからは「化学」は大嫌いでした。といっても、恐らくは、学年に2、3人いる変わり者(?)以外は、化学が好きという話は聞いたことがありませんでしたが...。
化学式を見ただけでアレルギー症状が出て、「モル」と聞けばサヨウナラ、という状態でした。
しかし、さすがに高3に進学する春休みに「これではいけない!!」と思い立ち、理論化学の分野、すなわち「モル」の概念と密接に関連する分野だけはマスターしようと、当時、入会だけしていた「進研ゼミ」の教材を取り出して自分で丁寧に、計算問題を中心に解いていきました。このお陰で、化学アレルギーが飛躍的に解消され、夏休み以降の無機・有機の分野の暗記学習(?)にコツコツと余裕を持って取り組むことができ、最終的には入試で一番の得点源の科目となりました。ある程度の基礎学力がついてからは、上記教材で示した「化学重要問題集(数研出版)」を繰り返し読み解く事で入試・化学はバッチリだと思います。
次に「物理」ですが、これも受験勉強をスタートしたのは高2が終了した春休みでした。
高校の物理の授業では、先生との相性により、好きな割には中間・期末試験の結果が思わしくなかったため、同じく「進研ゼミ」の教材を用いてまずは力学の分野の問題を丁寧に解いていきました。張力T、垂直抗力N等、チョットした架空の(?)力を理解できれば、あとは「運動方程式」を立てて、解けば終わり、と気付くまでに少し時間がかかりましたが、あとはワンパターンで春休みのうちに力学の基礎は一人でマスターできました。そして、当時、月刊雑誌で出版されていた聖文社(?)の「物理と化学」の臨時増刊号の「公式集」を用いて、入試に必要な必須公式と基本例題を解くことで、少しづつ物理の問題に慣れていきました。ただ、苦手の電気分野については、夏休み以降も苦労していたように思います。
このような中で、物理の学習で非常にお世話になった先生がおられます。既に故人ですが、当時、東大の地球物理学の権威であった竹内均先生です。
東大退官後も、科学雑誌「ニュートン」の編集長を長く勤められておられたので、名前を知っておられる方もおられることでしょう。
竹内先生は、専門分野でも権威でしたが、高校生の物理教育にも非常に熱心で、旺文社から物理の参考書、「ラジオ講座」の講師、そして当時は受験直前のバイブル「傾向と対策」の物理を毎年、執筆されていました。
そして、現在の「物理・二次試験対策」にも通じる重要な事柄なのですが、
先生が推奨される勉強法は、「まずは、傾向と対策の問題と解説を読み物として何度も繰り返して読みなさい。最初は自分で解く必要はありませんから」と仰っていました。当時は「何故?」と思っていたのですが、難関大学入試における物理の問題は、数学と同様、教科書レベルの個々の単元の知識・公式を覚えて使えるだけでは、全く歯が立たないほどに難しかったからです。
これは、大学に入って教養課程で「数学」「物理」の講義を受けて、その理由が分かりました。
「化学」や「生物」とは異なり、大学の数学、物理は高校の延長線上ではなかったのです。このような先生方がご自分の興味本位で、高校の教科書も省みず(?)問題を出題された暁には、大抵の受験生が解けるハズがありません。
このため、竹内先生が仰られたかった事は、高校の内容の延長線上ではなく、現実の大学入試に触れることによって、先ず内容とレベルを知り、理解して覚えることによって、パターン化された問題を解いて下さい、ということだったと思っています。
これこそ、現在の国公立・私立難関大学の物理・数学の二次試験に対しても、最も効果的なアプローチの仕方なのです。
現在の物理のセンター試験では、センター用の問題集を1冊仕上げることにより十分に90%以上の得点は可能だと思いますが、
二次試験で合格点を取るには(通常は70%以上)、このようなアプローチが今でも必要だと思っています。そのための物理の教材が上記で記した「物理 名門の森」なのです。
特に東大を狙う方には「難問題の系統とその解き方」(ニュートンプレス)も同様にお勧めです。これらの参考書は、決して自分から解かないようにして下さいネ。あくまで、問題を理解して、解答・解説を理解しながら読む。何度も繰り返して読む。分からないところは先生に聞く。この結果、いつか自分で解けるようになっています。

さて、今日の講義はこれで終わりにします。次回からは、3科目共に各々、1つの教材に決めて、テーマごとに解説していく予定です。
それでは、また。


V−@ 【国語】 (2008/1/23 new!!
【国語】
さて、今日は三日目の「国語」です。
まずは、センター試験を念頭に、当面用いる教材を記しますネ。
「 センター試験 現代文 の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
「センター試験 現代文[評論]の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
「センター試験 現代文[小説]の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「高橋廣敏の現代文[客観問題]が面白いほどとける本」(中経出版)
・「高橋廣敏の現代文[記述問題]が面白いほどとける本」(中経出版)

・「現代文キーワード読解」(Z会)
・「センター試験 裏ワザ大全 国語」(津田秀樹著 洋泉社)

・「センター試験 国語[古文]の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)
・「センター試験 国語[漢文]の点数が面白いほどとれる本」(中経出版)

「マドンナ古文」(学研)
「マドンナ古文単語230」(学研)
「マドンナ古文常識217」(学研)

「ステップアップノート10 漢文 句形ドリルと演習」(河合出版)

さて、よくよく考えてみると、私のように国語、ましてや古文が大の苦手な人間が、皆さんに講義をするなんて、誠に大それた事柄です。そんなことは不可能です。
その代わりに、センター試験で高得点を取る事を約束してくれる先生の書いた参考書だけはお教えしますネ。
それが上記、特に「赤色」で書いた書物です。
これらの本を、丁寧に勉強するだけで、きっとセンターレベルの国語は高得点を取ることが可能でしょう。

センター試験に臨むに当たっては、二つの視点に立つことが必要です。
勿論、一つは「原文」の著者。
そして、忘れてはいけない「もう一つ」が設問を作成した出題者。
そして、センター試験は自分自身で記述する部分は全く無く、全て出題者が考え出した選択肢から正解を選ぶという形式です。
このような出題形式には、自ずと限界があります。
そこで登場するのが上にも記した
「センター試験 裏ワザ大全 国語」(津田秀樹著 洋泉社)のような書物です。

ただ、私は本当は国語は「現代文」も「古文」も「漢文」も、試験のためではなく、設問の正解を選び出すテクニックをマスターするのではなく、「原文」の著者の書いた、書きたいと思った「テーマ・心」に接して、自分で考え、それを表現する学力を養って欲しいと思います。
少なくとも私は、息抜きとはいえ、趣味とはいえ、自分の知らない世界、考え方、感じ方に接したいと思って国語を勉強していました。
ただ、「著者」の書いた文章を十分に理解できたからといって、必ずしもセンター試験で「満点」いや志望校の合格に必要な得点をゲットできるとは限りません。
やはり、原著と同時に、出題者の意図を正確に読み取り、設問の中から正解を導く「論理」を自分なりに構築して下さい。

【高3の想い出】
さて、国語に於いても、受験の時期に忘れられない先生が私には存在します。
その先生の名前は「小西甚一」先生。
当時、私の最も苦手だった「古文」の名著「古文研究法」(洛陽社)という参考書の著者でもあります。
勿論、私は一度も会った事がなく、その本さえ持っていませんでした。
しかし、ご縁はあるものですネ。
苦手な古文を何とかしようと本屋に入ったときに目に付いた本の題名が「古文の読解」(旺文社)。
そして、その本の著者が小西甚一先生だったのです。
私は、立ち読みで「はしがき」だけを読んだのですが、そこに書かれていた文章を読んで感動しました。
少し長いですが、
「はしがき」の全文を以下に記しますネ。
今日の国語の勉強は、この「はしがき」を読んでいただく事で終わりにします。

【はしがき】
「どうも古文は不得手で」とか「古文は好きになれないんですが」というお方が少なくないだろう。この本は、そんな人たちのために書かれたものである。「古文くらい、なんでもありません」という秀才か「将来は国文学者を志望します」などという変わり者とかは、この本を必要としないだろう。
何故そのような本を書いたのか。将来の日本を考えるからである。しばらくアメリカに住んで、つくづく感じさせられたのは、日本がどんなに天然資源が乏しいかであった。まったく、お話にならないほどの差なのである。この貧弱きわまる天然資源で一億の日本人が人なみの生活をしてゆくためには、どうしても原料を輸入し、製品を輸出するしかない。ぜったいにそれ以外にはない。ということは、工業がわたくしたちの生活を支える屋台骨だという事実を意味する。だから、これからの若い優秀な人たちは、どしどし理科・工科の方面に進出してくれなくてはこまる。そちらに向くすぐれた人材が出なくなった時は、すなわち日本が衰亡への途を踏み出した時である。
理科・工科むきの勉強に主力を傾けなくてはならない多くの青年たちに、しかし、わたくしたち教師は、古文をどう教えたらよいだろうか。国文学者のタマゴたち相手なら、むしろ楽だと思う。わたくしたちのタマゴ時代に受けたとおり厳格な専門訓練を与えればよいのだから...。だが、理学士や工学士、あるいはそのよき協力者となるはずの経済学士や法学士をめざす人たちに、どんな事を教えたらよいか。わたくしたちは、自分がクロウトであることをつい忘れ、「これぐらい、知っているのは当然だ」と考えやすい。しかし、それは狭い縄張りにたてこもる学者根性というものだろう。高校生諸君は、数学も、理科も、外国語も......やることはいくらでもある。そこへ、それぞれの専門の先生がたが「これぐらいの事は...」と主張されたら、たまったものではない。
だから、この本に書いてあることは、試験の場合でいえば、満点を取る方法ではない。わたくしが力説したのは、合格点を取る要領なのである。よく考えてみたまえ。満点なんて、とってみたところで、使い途のないものだ。合格さえすれば点数はどうでもよろしい。点数になんかにビクビクしているようでは、とても日本を背負う人材にはなれない。が、合格しなくては、これは困る。そこで、合格するだけの点は確保する...というのが、わたしのねらいなのである。
といって、何も大学入試だけを頭においてこの本を書いたわけではない。ほんとうは、えらい人物になってもらうため、どうしても古文の教養を身につけてほしいからである。諸君がまだ下っ端の間は、たいして古文の必要なんか感じないかもしれない。しかし、重要なポストについて全人間的な活動をするであろう時、特に海外でしごとをする際など、古文の教養がどれだけ諸君を助けてくれるか。今は想像もできまい。が、やがては身にしみてわかる時が来るはず。だから、諸君がいまいちばん関心をもっておいでだろう入試という現実を通じて、古文の世界への道路工事をしっかりやっておきたい。それが、わたくしの願いなのである。この道を、諸君の高級車が、いつかは快適にすべってゆくことであろう。その日を期待する。

U−@ 【数学】 (2008/1/22 new!!
【数学】
さて、今日は二日目の「数学」です。
まずは英語と同様、最初に、当面用いる教材を記しますネ。
教科書「数学T・A、U・B、V・C」(数研出版)
教科書ガイド(上記準拠)「数学T・A、U・B、V・C」(学習ブックス)
・定期テスト対策問題(上記準拠)「数学T・A、U・B、V・C」(学習ブックス)
・「アーチ/数学T・A、U・B」(数研出版)
・「ニューアクションω」シリーズの数学T・A、U・B、V・C(東京書籍)→
参考書(辞書的存在)
・「河合塾 マーク式総合問題集 数学T・A、U・B」(河合出版)
・「ウィナー4 数学T・A・U・B センター過去問 ベストセレクト100」(文英堂)
・「大学入試・センター突破 計算トレーニング(上・下)」(桐書房)→計算トレーニング用
・「大学への数学 1対1対応の演習 
数学T・A、U・B、V・C」(東京出版)→二次試験用 

さて、数学に関しては、中高6年間一貫校の方々と高校入試を受けて入った大多数(?)の方々とでは、進度も教材も状況が全く異なることでしょう。
まず、進度では中高一貫では中学3年間の内容を2年間に圧縮し、高3までに数Vまで終わっているのが通常の姿です。しかも最近では、中高一貫校用の特別な教科書、例えば
「6ヵ年教育をサポートする 体系数学T・U、代数編・幾何編」およびその演習用問題集「体系問題集 (標準・発展)」(数研出版)等があります。進学校によっては認定教科書を購入するものの、実際にはZ会等の「特注テキスト」を用いて先生方が授業しておられるのが普通の姿のようです。
そして、いくら「超」進学校といえども、高校から入学した生徒が高校3年間の内容を2年間に圧縮して「マスターする」のは至難の業です。最近、何故「中高6年間一貫校」に人気が集中するかと言う理由の一つに、このような「中学3年間の内容を2年間に圧縮して、高校3年間の内容はキッチリ3年間かけて数学の各単元をマスターし、残りの1年間、すなわち高3は大学受験のための「総合力」を養うというのが(特に国公立・医学部)現役合格の「定石」(必勝法)となっているからです。
しかし、私は敢えて言いたい!数研の易しい方の「認定」教科書を無視するな!と。
進学校ほど、数学マニア(?)の好奇心を満足させる授業をするのではなく、「基礎力」をもっと鍛える授業をしろ!と。
私が敢えて「易しい方の」と言ったのは数研出版の教科書にも種類があって、例えば「精説 高校数学」を採用している進学校が多々あるからです。私のお勧めの教科書は難しい方ではなく上記「数学T・A、U・B、V・C(コード:010)」(数研出版)です。
とにかく、最初こそ、イタズラに難しい問題から導入するのではなく、あるテーマごとに「教科書」の解説、例題、問、演習問題という風に、まずは基礎の基礎から学んで各単元の実力(各単元の知識、数学的なモノの考え方、計算力)を定着させていき、全単元が終わった時点で有機的にそれらの内容が頭の中でつながる事が、私は最後の最後に栄冠を勝ち取る「王道」だと思っています。
さて、今回も実際に講義に入る前に、私の受験数学に対する独自の認識を、高3の想い出と共にお話したいと思います。


【数学二次試験・必勝法】

中学・高校を通じて最も好きな学科(科目)は数学と物理でした。特に数学には一体、どれほど時間をかけて勉強したことでしょう。
反対に最も苦手(嫌い?)な科目は化学と世界史でした。
そして、英語と国語は受験勉強の間の「憩いのひととき」として趣味で(?!)勉強していました。
そういった意味では、数学や物理といった理系の勉強より、ひょっとしたら英語や国語の勉強が好きだったのかもしれません。
私の頃にはセンター試験や共通一次試験はなく、今で言うところの二次試験のみの内容での大学入試でした。
京大の場合は、英・数・国が各200点満点、理科が各100点満点で合計200点、社会が100点満点で合計900点満点でした。
結果ですが、お恥ずかしい話、あれだけ好きで勉強したはずの数学・物理の得点は50%以下、
これに対して最も嫌いだった化学は95%以上、世界史は70%、そして趣味で勉強した英語、国語が60%前後、合計で約60%の得点率でした。
私は愕然としました。しかし、に京大に合格した友人達の結果を聞いても、理系であれだけ数学が好く出来、数学マニアのように勉強していた友人の殆んどが50%以下で、唯一人50%を超えたのが医学部に現役入学した友人の65%前後でした。
この現実を踏まえて、私は後に京都大学受験指導を独自に考案したのですが、その時のメモには「数学は0点でもいいように、他の科目で得点を稼ぐのが合格のための必勝法!!」とかかれています。
勿論、実際に0点を取ったのでは合格は困難なのですが、「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」の孫氏の兵法の通り、やはり超難関・国公立大学(医学部)を受験するにも、相手を十分に知った上で対策を立てる必要があるという事です。
その第1の方法が、良い意味で「(二次の)数学を捨てる?!」という逆説的な内容なのです。
これは、受験力学(?)からすれば、まさに真理だと思います。
確かに、理系に於いては、どの学部に合格できるかは「数学」の点に支配されます。
絶対とはいえないにしても、京大入試に於いては標準的に70%以上が医学部、60%以上が理学部、50%以上が薬・工学部、40%以上が農学部となります。
つまり、普通の学部を受験するのであれば、京大と言えども数学は半分得点すれば十分に合格圏なのです。そして、他の教科で挽回すれば、医学部といえども数学50%でも合格は可能です。
(勿論、数学が出来るに越した事はありませんが。事実、私の従兄弟は他の科目は並(?)だったようですが、数学が天才的に良く出来、90%以上得点できて、新潟の田舎の公立高校から京大の医学部に合格しました。私のような凡人には真似のできない例外的な話ですが。)
あと、非常に大切な考え方は、50%の得点率で良いといっても、数学の大問6問中、3問完問を目指すのではなく、全体を見て完問できそうな易しい1、2問を見付けて完問し、次に少し出来そうな問題1、2問で「部分点を稼ぎまくる!!」という方法が合格点をゲットするには効果的です。(年によって異なりますが、難しい問題1、2問は相手にせずに捨てるという事です。)
特に、難しい問題に直面した時にこそ、このような「ゲリラ作戦(?!)」は有効です。
自分自身の経験でも、防衛医科大学に合格した時は、数学の記述式問題では5問中、1問も完問出来ずに、試験中は「真っ青」でしたが、途中で気持ちを切り替えて開き直り、とにかく知っている知識を結集して、部分点を稼ぎまくりました。
また、先輩で東大の理科U類に合格した方も、数学は6問中、完問が1問、あとは部分点で勝負したそうです。それでも、見事に合格です。
東大と言えども噂では、かの有名な「灘高校」でさえ理科T類を目指している受験生に対して、当時、入試問題を目の前にして、「6問中、如何に3問を捨てるか!?」という訓練を受けていると誠しやかに囁かれていました。つまり数学は半分得点できれば合格できるということです。
勿論、東大に1番で合格して入学式で代表として挨拶したと評判の東大寺学園の友人は、6問全問を完問・正解していましたが...。

【高3の想い出】
さて、重苦しいお話が先行しましたが、実際の数学の講義の前に今少し、私の大学受験期に出会った素晴らしい先生のお話をさせていただきたいと思います。
残念ながら、高校での数学の先生ではなく、一人は大学の先生、そして一人は数学関連の出版社の主幹の先生でした。そして、出会いの場所は何れも、夏期講習中の東京の「代々木ゼミナール」でした。

一人は早稲田大学・理工学部・教授の
寺田文行先生
そして、もう一人は、現在、東京出版「大学への数学」「高校への数学」「中学への算数」の代表である
黒木正憲先生です。
直接、お会いしたのは今からもう30年以上も前の話ですが、教壇に立たれた二人の先生に対して、私はただ、羨望の眼差しで授業を聞いていた記憶があります。そして、授業が終わった後で、とにかく、より間近でお会いしたいために、質問に行った記憶はありますが、内容はスッカリ忘れてしまいました。
きっと、極度に緊張していたのでしょう。

さて、このお二人には各々、感銘を受けたのですが、その後の受験数学の普及活動(?)において多大な影響を受けたのは前者の寺田先生です。
当時は、深夜放送で受験生に人気の旺文社の「ラジオ講座」という番組があったのですが、寺田先生は「寺田の鉄則ゼミ」を担当されていました。そして、参考書としても「寺田の鉄則」数学T〜Vを旺文社から出版されていましたが、私が愛用したのは「ラジオ講座」に付録で付いてきた「寺田の鉄則50」という小冊子でした。
これは、入試問題に取り組むにあたって全体を50項目に細分化し、まずは心掛ける「出題分野毎の攻略法」が見開き2ページに各々3か条で書かれており、左ページが3か条の解説、右ページが例題として最近の入試問題(良問)と解答でした。
私は、大学入学以来、近所の進学校に通う後輩の京大受験生の殆んどが(?)我が家の門戸を叩きに来ましたが、私はただ、この付録の「鉄則」だけを勧めました。「数学は、これだけで合格できます!!」と。
それほど、入学試験場という特殊な場所に於いて、最後に頼りになる知識と問題に立ち向かう心構え・姿勢(how to attack)が高密度で詰め込まれていました。
一例を挙げると、
鉄則0:@文字の積極的登用、A図やグラフの積極的利用、B内容の具体化
そして、大学1年生の時から私の普及活動は始まったのですが、初年度の夏休みに教えた某国立大学付属高校の受験生は、同志社大学・法学部が不合格で、予備校の手続きの「ついで」に立ち寄った京大合格発表の掲示板に自分の名前があったといって、驚いて合格の知らせをくれました。
苦手だった数学で「鉄則」により「まさかの高得点」を挙げることが出来、見事、第一志望の京大・法学部に現役合格したのでした。
寺田先生の教えは、未だ私の数学の講義の底辺に流れています。
具体的には、各テーマに於いて、その真髄についてお話しましょう。
数学の勉強の原点は、先にも述べたように数研の教科書、そして解答が書かれた教科書ガイド、そして演習用の問題集です。
そして、この基礎事項を組み合わせて作られた入試問題、すなわち、各単元を融合した総合問題に実際に接して、どのようにホグシテ解けば良いかを知ることです。特に入試問題においては、出来るだけ詳しく、別解も記されたテキストが好ましいです。
最初は解けなくていい。解答を読んで理解できれば良い。そして、どのように問題にアプローチするのか、その方法も併せて理解し、そして覚える。そして、何回も繰り返すことにより、最後には独力で類題も解けるようになる。これが受験数学の「正攻法」です。
限られた時間の中で、最大の効果を上げるには、イタズラに難問に時間をかけてはいけません。選りすぐった良問だけを何度も何度も繰り返して解き、覚えて、実際に使いこなせるようになる。これが理想です。
寺田先生の口癖は
「入試問題は解けるように作られている!!」でした。
そして、昨日の英語の森一郎先生の口癖は
「もうこれでいいと思ってから、あと何回繰り返すかで、その人の実力は決まる!!」でした。
教科こそ違えど、入試問題で合格点を取る、真の実力を養成する道は同じなのかもしれません。

さて、今日は時間の都合で具体的なテーマに入ることが出来ませんでした。
来週から当面は、センター試験の数学TA・UBの範囲で、各々、まずは最低80%得点できるよう、頻出のテーマから約10テーマを選んで、一緒に学んでいきたいと思います。
昨年、および今年のセンター試験を題材にする可能性があるので、時間的およびレベル的に解ける人は先に時間を計って解いておいて下さいネ。

では、また来週。


T−@ 【英語】 (2008/1/21 new!!
【英語】
さて、初日の今日は「英語」です。

まず最初に、当面用いる教材を記しますネ。その中でも、まずはいつでも調べられる辞書です。
・電子辞書、または英和中辞典(研究社等)
・構文集→「英語の構文150」(美誠社)

次に当面の講義の中心となる教科書です。これらは表向き「英単語・熟語集」の形を取っていますが決してそうではありません。また、速読を目的とした教材でもありません。実は、「必修編」ではセンター試験等での長文読解、上級編では難関国公立大2次・私立大の長文読解に焦点を合わせた、「単語集(?)」とは名ばかりの英文読解の必須教材です。

・「速読英単語(必修編)」(Z会出版) 
・「速読英単語(上級編)」(Z会出版)
・「速読英熟語」(Z会出版)

→何れも
別売の「CD」がありますので、是非、併せて購入して利用して下さい。
・「Next Stage 英文法・語法問題」(桐原書店)(CD付き)→あくまで整理用
・「英文法ファイナル問題集(標準編)」(桐原書店)→最後のまとめ用です。
・「英単語ターゲット1900」(旺文社)→英単語のまとめ(別売のCDがあります)
・「英単語ターゲット1900 実践問題集」(旺文社)

「基礎 英語長文問題精講」(旺文社)→上記「速読英単語(必修編)」と並行して使用
・「蛍雪時代」付録・「鉄人の解法講座」(CD付き)

さて、独学の方を除くと、皆さんには高等学校での授業があると思います。
他の教科に関しては、授業は聞かなくても独学だけで大学受験には十分な教科・科目も確かに存在します。
しかし、こと英語に関しては、聞く授業がある方は、是非、その授業を最大限に利用して下さい。
しかも、英語の授業には「予習が必須」です。そして適当な教材でなければ「復習も必須」です。
学校の授業用の教科書としては、私のお勧めは三省堂の「CROWN English Reading」です。
この場合、私の指導方法からは「教科書ガイド(全文訳付き)」「単語集(新出単語の意味掲載)」は必須です。
ただ、同系列の三省堂の中学生用の教科書である「NEW CROWN ENGLISH SERIES」1〜3に関しては「教科書ガイド」「単語集」そして「実力アップ問題集」の3点セットで教科書マスターは完璧なのですが、何故か高校用の「教科書ガイド」「単語集」は、全文訳が掲載されておらず、単語の意味も本文中の訳語が的確に書かれていない、といった欠点が目に付きます。これでは買う意味がありません。
特に、「教科書ガイド」では、最も訳の分かりづらい部分が省略されています。
「教科書ガイド」「単語集」の作成者には猛省を促したいと思います。

以上のことから、英語の先生が教科書の全文訳を配布してもらえるのであれば、授業は十分に聞く価値がありますが、それ以外は、「全文訳が付いており、重要(構文・語法)箇所の解説が十分で、新出の重要単語の意味が派生語、関連語と共に詳しく掲載されている教材」を用いて独学するのが最も英語を早くマスターする方法だと私は感じています。
上記、赤で記した教材は、この点でも非常に優れた教材だと思います。


【高3の想い出】

さて、前置きが長くなりましたが、実際に「速読英単語(必修編)」(Z会出版)を使った講義に入る前に、私の受験生時代を振り返って英語に於いて非常に大きな影響を受けた先生の話をさせていただきたいと思います。
その人の名は「森一郎」(故人です)。
私の年代で、東大・京大をはじめ、有名国公立・私立大学を目指した人で、この名前を知らない(聞いたことが無い)人は少ないでしょう。
「試験に出る英単語」「試験に出る英熟語」(青春出版)の著者です。
私は、東大寺学園で高3の1年間、この先生から直接、学校の授業で英語を習う機会に恵まれました。
東大寺学園の次田校長の元同僚だったよしみで、週に1回ですが、このような「奇跡」が起こりました。
当時、1、2年上の先輩の中には「東大の英語は試験に出る英単語だけで十分!!」と言い切っている方も多々いるほどでしたから、当時は如何に「カリスマ」英語教師だったかお分かりいただけるかと思います。
とにかく、凄いバイタリティーのある方で、ご年輩であるにもかかわらず、いつも階段は飛ばして駆け上がっておられました。
その先生から聞いた話で、皆さんにお伝えしたい話が2つあります。
一つは、如何に大学入試で「英語」が重要かというお話。
先生は、かつて東京都立日比谷高校で英語の教鞭をとっておられましたが、その当時、
1クラス約50人全員を東大に合格させた、ということです。
入試科目には、勿論、英語以外に数学も国語も理科も社会もあったことでしょう。
にもかかわらず、一人残らず、全員を東大合格に導いた背景には、当然ながら「英語」が一番のキーポイントであるかという事を物語っています。
そして
2つ目は入試英語をクリアーするために一番、大切な事柄、勉強すべき優先順位で最も高い事柄とは何か?ということです。
当時、研究社出版という所から毎年、全大学の入試英語問題を掲載した「大学入試 英語問題の徹底的研究」という本が出版されていましたが、この本に掲載された「日本語の全文訳に(英語ではありません!!)全て目を通しなさい」ということでした。
今でこそ、
文英堂から「出題者が狙うテーマはこれだ! 英語長文読解力」という私のお気に入りの本が出版されていますが、入試必出の英単語、英熟語、英文法を知り尽くした森先生の勧められた、大学入試英語習得の一番の早道は、「英語の入試で出題される日本語の(!!)内容を、まず良く知りなさい」という事でした。
そして、「日本語での内容が理解できない英文は理解できる筈がない」、「訳文での日本語を理解する上でのキーワードの英単語の意味は、絶対に外すな!!」という事を熱弁されていました。
勿論、英文法・語法での入試必出ポイントに関しては、完璧に覚える事が大前提でしたが。

以上の話で、私が何故、英語を読む上で「全文訳」が必要だと説いているか、理解していただけたでしょうか?
そして、難関国公立大学の二次試験で必出の下線部訳には必ずといってよいほど出題者のテーマ、すなわち広義・狭義併せた意味での英語構文、単語、熟語の知識が必須ですが、この必須知識を膨大なデータから抽出してまとめた、恐らく最初のヒトが森一郎先生だったのではないかと思います。
特に「試験に出る英単語」は、私が京大の大学院を受験する時ですら、周りの皆がこの本で勉強していましたから、如何に優れた単語集であったかがお分かりいただけると思います。
ただ、森一郎先生が唯一、やり残された事(?)があります。それは、先生が「英作文」に関する著書を1冊も書かれなかった事です。
これに関しては、先生ご自身が「優れた英作文の本は日本人には書けない。」と常々、仰っておられました。「英作文」は、良く「英借文」ともじられているように、結局のところ、英作文の実力アップには代表的な表現を例文で一つ一つ、覚えていくしかないのでしょう。
「和文英訳」とは、「和文和訳」が基本で、内容を曲げず、易しい単語と構文を駆使して、知っている例文に置き換える事だと、今でも私は思っています。
ドラマ「ドラゴン桜」での英作文(正確には「和文英訳」)の場面でもあったように、減点法主体の東大入試では、気の利いた英文を書くためにイタズラに難しい英文を書こうとするより、文法的に正しい、易しい英文を書くことを心掛けることが大切だと思います。
勿論、最低限の「キーワード」(トピックス)については、該当する英単語を知っていなければいけないのは当然ですが。
私も博士号を取得するために英語の論文を何報も書きましたが、「学ぶ」の語源が「まねぶ」であるように、英文が上手だと思う著者の文章を真似て、専門用語だけを置き換えて論文を書いていたことを今、思い出しています。


【速読英単語学習法】
さてさて、やっと本題の「速読英単語(必修編)」(Z会出版)に辿り着きました。これからは具体的に本書を見ていきましょう。
「目次」「はしがき」「本書の効果的利用法」は必ず目を通して下さいネ。
「必修編」が68、「上級編」が50、合計118を1年約52週間でマスターする必要があるため、1週間に最低、3話は進む必要があります。
とはいえ、初めから飛ばすと良くありませんので、今日は第1話のみ。
英語で一番大切なのは、やはりキーワードたる主語になりうる「名詞」特に「抽象名詞」です。
しかし、単語の意味が全て分かっても、構文が分からなければ正しい訳も理解もできません。
この意味では、述語動詞をまず見つけ、この動詞がどのような構文を取り得るのか、知る必要があります。下線部訳で良く見られるように、ダラダラと長い文章は、そこに一体幾つの「節」、すなわち「主語+述語」の関係が登場するのかを知る必要があります。
また、第1話で非常に重要な事柄は「and」という単語です。
この「and」は中学英語の基本中の基本のため、皆さん、あまり重要視しておられないかもしれませんが、「and」が一体、何と何を結んでいるかを理解するだけでも、皆さんの英語の実力は飛躍的に上達する事でしょう。
また、中学で習った「英文法」の基礎知識が重要であることはいうまでもありません。
準動詞と言われる「分詞・不定詞・動名詞」の知識、そして関係代名詞が理解できることにより、より読解力が深まり、また表現力も著しく伸びていきます。
あとは、第1話に直接、関係はありませんが、目だけで英文を読むのではなく、実際に声を出して読む「音読」を心から推奨します。
正しく声を出して読めるかどうか確認すれば、そのヒトがその英文を理解できているかどうかは、ほぼ分かります。
それくらい「音読」は重要なのです。
そして、正しく発音できるよう、是非、CDの購入をお勧めします。
何度も聞いて、何度も真似て、正しく発音できるようになって下さい。
そして、私が推奨するもう一つの方法は、ある程度、正しい読みが出来るようになったら、左のページの英文からは一旦離れて、右の全文訳を日本語として読んで理解できるかどうかを確かめてみて下さい。
先の森一郎先生のお話にも出てきましたように
「日本語を読んで理解できない内容を、英語を読んで理解できる訳がありません!!」
右ページの日本語訳を読んで理解できた時点で、「それではこの日本語の内容は英語で表現すると一体、どのようになるのかな?」といった風に興味を持ちながら左のページの英文を読み進めていく。
この繰り返しで、「必修編」68話を是非、6月中には終えて下さいネ。
そして、英文が理解できたら、とにかく「音読」を繰り返して下さい。
これが、英語上達の一番の早道だと思います。

それでは、今日の講義は、これで終わります。
次回は、「速読英単語(必修編)」(Z会出版)と並んで、学ぶのが好ましい「基礎 英語長文問題精講」(旺文社)について少し触れてみたいと思います。
お楽しみに。